やっぱりモダニズムが好き!

1920-1960年代のモダン建築を中心に写真をアップ

MIDビル

2008-04-24 21:20:07 | 前川國男
四谷駅で下車して本塩町へ。



MIDビル 1954年・前川國男


現在もこのような方々に使われている。
すぐ近くには、日本初の民間分譲マンションと言われる集合住宅がある。

四谷コーポラス 1956年・佐藤工業

四谷見附口のモダンな喫茶店ロン。高橋てい一は、前川國男の友人だったらしい。

1945年頃・高橋てい一(第一工房)


理化学研究所駒込分所

2008-04-13 14:29:17 | 土浦亀城

上野の西郷会館が間もなく建替えられることになり、新聞などで知った人たちでテナントのレストラン聚楽台は賑わっていた。


西郷会館。1952年、土浦亀城。



土浦亀城の作品は、どんどん少なくなっているが、次に危ないのは理化学研究所駒込分所。


『SD9607再考建築家土浦亀城』に土浦作品として載っている。階段室のあたりが今よりモダン。


独立行政法人整理合理化計画によると、駒込分所は廃止になるようだ。



銀座7丁目の立田野ビル(1965年)。こちらの土浦作品は大丈夫だろう。あんみつで有名な店だが、たまご丼セットもイケる!


東海大湘南キャンパス

2008-04-09 01:52:38 | 山田守
最近は、めっきり60年代萌えなのだ。東海大の湘南キャンパスには、山田守による戦後のすばらしい校舎群がある。写真は半年くらい前に撮ったものだが、アップしておこう。


1号館(1963年)


1号館の平面はY字型。現在地がわかるようにマークがある。


螺旋のスロープを上がって行と


屋上がまた、らしくてかっこいい。


キャンパスの中で、最もモダニズムテイストな松前会館(1966年)
宙に浮いている感がいい。


庭を望む窓。気持ちのよさそうな場所だ。


研究実験館(A棟は1965年)


スロープが美しい

和田堀給水所

2008-04-06 21:36:23 | 水道施設

桜といえば、浄水場である(?)。桜の時期に一般公開している水道施設があるが、ここ和田堀給水所もそのひとつ。


昭和9年の第2期施工池。現一号配水池(設計監督/旧東京市水道拡張課)

アーチのウラ


階段と親柱


大正13年の第一期施工池。現二号配水池


戦前の小屋がたくさん残されていて、すばらしい。


これは戦後の「山田守作品集」リストにある和田堀増圧ポンプ所(昭和33年)。
内部の配水ポンプは、平成18年設置と、給水所概要にある。

三つ子の集合住宅

2008-04-03 20:44:50 | 前川國男

桜といえば、団地である(?)。公団阿佐ヶ谷住宅とうりふたつな、烏山第一団地。前川國男設計事務所によるテラスハウスは、もう一箇所、鷺ノ宮住宅もあるので、三つ子というわけだ。






陸屋根タイプのもの。


日本住宅公団のマーク入りマンホールの蓋。