やっぱりモダニズムが好き!

1920-1960年代のモダン建築を中心に写真をアップ

モダンルーム

2008-05-31 20:41:56 | 前川國男
URの都市住宅技術研究所の公開日に八王子まで行ってきた。
お目当ては集合住宅歴史館内、前川さんの晴海高層アパート(1957年)。建物の復元公開には賛否あるかもしれないが、展示してある部屋を見て、ここに住んでみたいと思った。


非廊下階室内。いわゆる2DKの間取り

なんの変哲もないコンクリートブロックが、かっこよく見える

ベランダ方向を見たところ

ガラス張りの欄間、木製サッシがモダンな印象を演出している


晴海アパート15号館の模型


展示館の外には、円形階段も再生されている


こちら↓は、東鳩ヶ谷団地(1958年)にあったベンチとイス。流政之によるパブリックアートの展示


JAビル

2008-05-27 02:25:52 | 佐藤武夫

農協ビル1965年

大手町の再開発で佐藤武夫のJAビルが建替わるというので、見に行ってきた。ガラスブロックを大胆に使った60年代テイストのビルだ。


玄関ホールもきれい。階段手すりなど細部のデザインも利いている




ホールの壁には、六角形のモチーフが繰り返し見られる



高崎のレーモンド

2008-05-25 01:53:32 | A・レーモンド
高崎市立美術館での「アントニン&ノエミ・レーモンド展」を見に高崎へ行った。


第2会場である旧井上邸パティオ

今回の展示はノエミのデザインにもスポットが当てられている。アントニンのデザインよりもしなやか。ここでは実物が堪能出来る。


第3会場の群馬音楽センター、ホール入り口

実はこれが見たかったのだ。ホールを光が走るような照明。上海にあるグランド・シアターの照明を想起させられる。あちらも東欧の建築家ヒューデックによるもの。


ロケット型配水塔

2008-05-06 16:06:40 | 水道施設
旧児玉配水塔1931年
高さ17.5メートルなので、下記2つのロケット型配水塔のおよそ半分くらいの大きさ。設計は埼玉県技手の宮原雄次郎。1955年に廃止となってからはモニュメントとして保存されている。

附属施設のデザインもなかなか。


カタカナのコ、タ、マの中に水の文字がデザイン化されている。


野方配水塔1930年頃
設計は、下記大谷口ともに中島鋭治。幼稚園越しに配水塔を見る。



大谷口配水塔1930年頃
板橋区の住宅地にぬうっと建っていたが、数年前に取り壊された。


ツインタワー型配水塔

2008-05-06 16:00:17 | 水道施設

駒沢配水塔1923年

「コマQ」の愛称で現在も親しまれる駒沢の配水塔。
設計顧問は中島鋭冶。
トップに12コのライトがつく王冠のようなデザインの配水塔二棟が、連絡橋で結ばれている。




第1ポンプ室1933年


ポンプ室内部

ポンプ室玄関

玄関上部のデザイン

玄関扉のデザイン