やっぱりモダニズムが好き!

1920-1960年代のモダン建築を中心に写真をアップ

山口貯水池

2008-11-02 22:10:44 | 水道施設


水道施設には、面白い建物がたくさんあるが、現存する中でいいものといえば、山口貯水池の管理事務所(1933年)だ。モダニズム建築がどんどんなくなっていく今、希少価値が増している。

以下は「建築の東京」からの写真



砧下浄水場

2008-09-07 20:08:28 | 水道施設
随分と更新が遅れてしまったが、6月に行った世田谷の砧下浄水場の写真をアップしておこう。これまで公開されることがほとんどなく、ようやく見る事が出来た。大正12年という、様式からモダニズムへの過渡期の建物が残っているのは貴重だ。


第1送水ポンプ場。1923年。一見モダンだが、塔がついている


撮影年不明。竣工時の写真か?


上の写真に写っているろ過池の脇の建物はまだある


木造の事務室もある


第1ポンプ場を逆アングルから見ると、今はこんなかんじ


こちらは取水ポンプ場。1933年。
装飾に力が入っているのは外観だけでなく、中の階段にも



変電室。1932年?。こちらの外階段は、キテます


第2送水ポンプ場。1939年。この頃になると装飾がなくなる


おまけの物件。浄水場近くの多摩堤通りで見かけた。
戦後だろうが、モダニズムテイストな建物




ロケット型配水塔

2008-05-06 16:06:40 | 水道施設
旧児玉配水塔1931年
高さ17.5メートルなので、下記2つのロケット型配水塔のおよそ半分くらいの大きさ。設計は埼玉県技手の宮原雄次郎。1955年に廃止となってからはモニュメントとして保存されている。

附属施設のデザインもなかなか。


カタカナのコ、タ、マの中に水の文字がデザイン化されている。


野方配水塔1930年頃
設計は、下記大谷口ともに中島鋭治。幼稚園越しに配水塔を見る。



大谷口配水塔1930年頃
板橋区の住宅地にぬうっと建っていたが、数年前に取り壊された。


ツインタワー型配水塔

2008-05-06 16:00:17 | 水道施設

駒沢配水塔1923年

「コマQ」の愛称で現在も親しまれる駒沢の配水塔。
設計顧問は中島鋭冶。
トップに12コのライトがつく王冠のようなデザインの配水塔二棟が、連絡橋で結ばれている。




第1ポンプ室1933年


ポンプ室内部

ポンプ室玄関

玄関上部のデザイン

玄関扉のデザイン

和田堀給水所

2008-04-06 21:36:23 | 水道施設

桜といえば、浄水場である(?)。桜の時期に一般公開している水道施設があるが、ここ和田堀給水所もそのひとつ。


昭和9年の第2期施工池。現一号配水池(設計監督/旧東京市水道拡張課)

アーチのウラ


階段と親柱


大正13年の第一期施工池。現二号配水池


戦前の小屋がたくさん残されていて、すばらしい。


これは戦後の「山田守作品集」リストにある和田堀増圧ポンプ所(昭和33年)。
内部の配水ポンプは、平成18年設置と、給水所概要にある。

鎌倉旧上水道ポンプ場

2007-07-02 15:43:06 | 水道施設
鎌倉に行く用事があったので、周辺情報を検索していたら、旧大仏坂体育館がヒットした。上水道の加圧ポンプ場として1935年頃建てられた建物だという。観光客で賑わう長谷大仏のヨコを通り抜けて行くと、大仏坂トンネルの手前にその建物はあった。門や開口部がちょっと表現派っぽくていい感じだ。

旧上水道ポンプ場
玄関の半円形がアクセントに

アルミサッシになる前の画像がコチラ↓のサイトにありました
http://www.japan-fireworks.com/gallery2/kamakura_m/daibutsusaka.html