やっぱりモダニズムが好き!

1920-1960年代のモダン建築を中心に写真をアップ

自衛隊中央病院

2009-04-12 00:19:55 | 山田守

旧防衛庁東京中央病院 1955年

なんとなく山田守の三連打である。
世田谷公園の隣にある自衛隊中央病院。
防衛省の敷地内にあるので遠巻きにしか見られないのが残念だが、
平面プランX型の独特な形が垣間見れる。
敷地内には既に新病院舎が建築され、機能も移されたようで、
この建物の行く末が気になる。

その後、取り壊されたそうです。


八角形の中心塔は、ぐるりとスロープで回る形に


アールを帯びた非常階段

横浜中央病院

2009-04-11 20:49:46 | 山田守
1960年

横浜スタジアムの少し先(石川町方向)に社会保険横浜中央病院がある。 
スロープを上がると、マッシュルーム型というか、朝顔型の玄関庇。
最上階にはプリズムガラスと、山田守らしいモチーフが見える。
平面プランは、両サイドに出っばりのある、いわゆるH型。



荻窪電話局

2009-02-08 20:46:32 | 山田守
荻窪電話局(現NTT荻窪)

1932年。逓信省営繕課(山田守)

竣工時の名称は、荻窪電話用事務室。
千住や荏原の電話局の3年後には、こんなインターナショナルスタイルに

だいぶ姿は変わったが、今も建物は残る。

少し前まではこんなかんじ↑だったが、今はコンビニが入っている↓



それでも、横に回りこむと、縦長の窓が連続して並んでいて、当時の面影を残す








東海大湘南キャンパス

2008-04-09 01:52:38 | 山田守
最近は、めっきり60年代萌えなのだ。東海大の湘南キャンパスには、山田守による戦後のすばらしい校舎群がある。写真は半年くらい前に撮ったものだが、アップしておこう。


1号館(1963年)


1号館の平面はY字型。現在地がわかるようにマークがある。


螺旋のスロープを上がって行と


屋上がまた、らしくてかっこいい。


キャンパスの中で、最もモダニズムテイストな松前会館(1966年)
宙に浮いている感がいい。


庭を望む窓。気持ちのよさそうな場所だ。


研究実験館(A棟は1965年)


スロープが美しい