豊川高校探Q部

豊川高校探Q部は、楽しいこと、面白いことを探求し、その真理を探究する部活動です。どんな新しい出会いがあるかな?

クラドニ図形

2017-10-04 15:29:54 | 探Q活動
 我が部の今後の指針は、理科系分野の探究である。

 その第一歩として、『クラドニ図形』に取り組むことにした。
 クラドニ図形とは、
 ドイツの物理学者エルンスト・クラドニの名にちなんだ図形であり、物体の固有振動の節を可視化する方法である。
 この図形は1680年7月8日、ロバート・フックによって見出された後、1787年にクラドニの著書に初めて記載された。
 ちなみにこんなにもいろいろな図形がある。
 

 図形を可視化するために、2つの装置の作成を始める。
 紆余曲折がありながらも、手作りクラドニ装置が完成。元弓道部、的張り職人の名人芸により、見事な仕上がり。



 この装置に向かい、声を発すると、その声の波形が図形となって現れる。
 
 こんな感じである。

 動画を乗せることができないので、残念だが、学園祭では子どもたちに大人気だった。

 もう一つの装置

 スピーカーを作成し、音楽で波形を作ろうと計画。
 スピーカーの上に、0.5㎜のアルミ板を乗せ、音楽で振動させるという装置である。ハンダ小手を駆使し、完成。
 苦労したのに感動して、 写真を納め忘れたので、残っていないのが残念。
 その装置による我々の研究によると、アルミ板が最も反応しやすいのが、秋川雅史の「千の風になって」であった。
 波形は、こんな感じ。の手裏剣型であった。

 
これからも真理の探究に向かって、精進していくぞ!!