東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

分析 測定 調査 試験 検査

「メンテナンスが大切」 (機器分析)

2010-02-15 | 技術部
分析課機器分析グループでは、地下水や河川水、海水など
の環境水、排水、土壌などの試料を幅広く分析を行っています。
名前のとおり“機器を使用する分析グループ”で、
ICP質量分析装置、原子吸光光度計、高速液体グラフ装置、
ガスクロマトグラフ装置などを使用しています。
分析機器は正しいデーターを出すために必要なものですが、
“使いっぱなし”ではいけません。
日々の機器メンテナンスや精度管理をしっかり行い、
常に正しいデーターが出せる状態にしておかなければなら
ないのです。
そのために我がグループのスタッフは試料の分析と同じ
くらい機器のチェックにも神経を使っています。


ICP質量分析装置

高速液体クロマトグラフ装置

ラボには毎朝、九州の各県から試料が届き、それらが受付
搬入台の上に整然と並べられます。
時には台の上に乗らないくらい多くのサンプルをお預かり
することもあります。


お預かりした試料

試料は人の手を経て辿り着いた“お客様からの大事なお預かり物”。
私達がこの試料を分析して出す結果こそが、
環境汚染の有無や度合いの大切な判断材料になること。
そのような大きな責任を担っています。
正確な結果を通して社会に貢献しているという責任感・自負心が、
私たちのやりがいに繋がっています。


2月になり、宮崎では梅の花が咲き始め、春もそこまで来ています。
私たちの目を楽しませ、様々な恩恵を与えてくれる自然を守ろう。
そのために正しいデーターを出し続けよう。
そんな思いもまた私たちにとって大きな力になっています。


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