東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

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細菌検査の敵“コンタミ” 微生物検査グループ

2013-03-11 | 技術部
こんにちは、微生物検査グループの井上です!
コンタミネーション(contamination)とは、あらゆる状況で何らかの異物が混入することです。
この異物の混入により、培養後の菌数のデータに影響が出てくることも…
今回は採水中に泥水が混入したと想定し、どの程度影響が出るかを見てみましょう!



100mlの滅菌ポリ容器に滅菌水を入れ、泥水を2~3滴加えます。


その後、培地を加えて36℃、24時間で培養したものが
↓こちら↓

<滅菌水>     


<滅菌水+泥水>

こんなに沢山のコロニーが出てきました。

ちなみに、蛇口にホースが付いている場合についてですが、
ホースを外した後にガスバーナーで滅菌をし、溜まり水を放水する作業があります。
これを怠ると…



こんなにコロニーが出ることも!
コンタミには、気をつけましょう!

採水に関してご心配な方は、弊社社員が採水を行うサービスも致します!
もちろん、私達も分析中のコンタミが発生しないよう、細心の注意を払いながら、正確なデータをお客様のもとへご提供させて頂きます!


採水のワンポイントアドバイスが以下のページに載っています!
参考にしてみてください!

次々と 宮崎事業所