東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

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「ポチッとボタン」と指標菌 宮崎事業所

2011-10-14 | 営業部
今日は社内スタッフでさえも知らない人がいるかもしれない、
「現場までの奮闘記」のおまけ付です。

というわけで、「現場の竹崎です。」
宮崎市の事業所を出発して約1時間30分、採取現場付近にやってきました。
飲料水(水道)の原水の採取の為に水源地へ。
舗装路から砂利道に入ります。(ほぼ林道)



途中は轍あり、ドロドロになっているところあり。

そんなときには

ギアノブの赤いボタン、通称「ポチッとボタン」で4WDへ。

毎月採取に来てはいますが、普段あまり人が立ち入らないところ。
思わぬアクシデントも。
画面左の山側から落石あり。
4WDとはいえ、この車の車高では通れない・・・

こんなときには
「ファイト~ッ!  イッパーツッ!!」

ハンドパワー(手力)で撤去します。


そんなこんなで車で入れるところまで到着。

道具を持ち、谷を下ります。
下ります。
下ります。

ようやくサンプリング。


採り終わればもちろん
下った分、登る。
今回の検査項目はクリプトスポリジウム指標菌(大腸菌・嫌気性芽胞菌)の為、採取量が200mlなので荷は軽いです。
(クリプトスポリジウム・ジアルジアの場合は、今回の100倍の量。それはまた後日)

ラボまでの搬入の間、クーラーボックスで保冷し、試料採取情報を記入。
          


またひたすら砂利道に揺られ林道を戻ります。
飲料水水質検査とは言え、こんな出来事もあるのです。