東洋環境分析センタ- 現場奮闘記

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食の安全・安心へ (食品検査)

2009-11-19 | 技術部
冬間近・・・
いよいよ鍋の季節到来です♪

近頃スーパーへ行くと鍋物によさそうなとてもきれいな野菜や生鮮品が並べられています。
また国内外問わず各地で作られた名産品が並んでいるのを見るととてもうれしくなります。
このような豊かな食生活があるのも、生産者の皆さんのおかげです。
安全に配慮しながら手ごろな値段で食品の安定した供給に努めていらっしゃいます。
また、このために使用されている農薬や食品添加物は、
効率や利便性を求めた結果生まれた産物ともいえるのでしょうか・・・

『無農薬』『無添加・無着色』というフレーズをよく見聞きします。
これも一つの食へのこだわり、大切な発想ですね。

  本来は植物が育つのに特別必要のないものを使ったり
  保存性を高めてわざわざ遠方から食品を運んだり

そうしなくても身近においしいものはたくさんあります。
そのかわり

  手がかかるため値段が少し高くなったり
  収穫量が少なくて買える人は限られてしまったり
  各地のおいしい物を好きな時に食べられなかったり

これも困ります・・・

農薬や食品添加物は適正に使用し、使用量も
『人が一生食べ続けても体に害のない量』を更に十分下回ることで
“安全”が保障されています。
私たち「 食品検査課 食品検査グループ 」は、
食品の中の農薬や添加物の量を調べることで
“安全”を消費者の皆様の“安心”へ繋げる役割を担っています。

更に現在新しい抗生物質の分析への取組みを行っています。


検査状況(ホモジナイズ) 
食品を細かく砕いて均一にします


検査状況(濃縮)
検査に必要な成分だけを集めます


分析機器(LC/MS/MS)
集めた成分の量を測定します

これからもお客様の要望にしっかり応えられる
「食品検査グループ」を目指して参りたいと思います。

*巷ではインフルエンザが流行していますが、
おいしい物をたくさん食べて
この冬を元気に乗り切って頑張ります!!




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