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あれから三十五年

2005年11月25日 15時49分33秒 | 日記
十一月二十五日は憂国忌です。

三島由紀夫をはじめとする盾の会のメンバーが自衛隊市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監部において篭城し三島由紀夫が自決した事件はあまりにも有名です。

この日自決する三島を介錯し、自らも腹を斬り自決を遂げた森田必勝(もりたまさかつ)の事はあまり語られませんが、一水会により「野分祭」が開かれています。


森田必勝

この野分祭は森田の辞世


今日にかけて かねて誓ひし我が胸の 思ひを知るは 野分のみかは


から名づけられています。今の時代「私は死なない」という嘘で皆が生きている中、私は三島や森田の著作を読んで「死ぬと言う事」を考えるようになりました。「三島事件」などと言われ彼らの行為が「狂気の沙汰」と捉えらる事が多いのも確かですが、故野村秋介氏の彼らの行為に対する言葉を引用します。


三島さんの行動は行為として見るのでなく言葉として見て欲しい。行為そのものが言葉だった。今もその言葉が言霊となって生きている。


はたして今の世に彼らの言霊は生きているのでしょうか。

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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2011-05-12 17:04:04
気違い沙汰です