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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

泉州生洗い本舗おくなが 三年間の修行時代1

2013年05月20日 | 山三 三ツ屋染舗について

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

高校時代何も目標や夢が持てずに三年間過ごしました。

唯一の思い出は、皆勤賞をもらい、褒めてもらった事が唯一の自慢です。

高校の将来の進路でとても悩み抜きましたが、家業の染屋を継ぐ事を決断しました。

高校を卒業して、まだ右も左も分からず、修行に行く事が決まりました。

祖母のアドバイスで大安吉日を選び昭和55年3月26日(水)に札幌を出立しました。

千歳空港に3~4人の友人が見送りに来てくれました。

生まれて初めて飛行機に乗りました。

大阪に近づくにつれ雲の中を飛行した為に飛行機がとても揺れましたが、あまり不安はありませんでした。

伊丹空港に着くと師匠のお兄さんがが迎えに来てくれました。

伊丹空港から店の車で、高速道路を街の景色を見ながら、

店のある岸和田に向かいました。

岸和田市は城下町で戦災に見舞われなっかので町並みは昔のままでした。

札幌に比べると道路がとても狭くとても驚きました。

秋田出身の先輩と青森出身の二人がいました。

同じ日に秋田出身の二つ年上の女性の方がいました。

店は師匠と師匠のお兄さんと弟さん三人がいました。

小さな店で7人で私の修行の第一歩が始まりました。

一番最初は先輩の作業の見学と、タオル洗いでした。

しみ抜きは、生地に付いている汚れや変色を補修する作業です。

作業にはスプレーガンを使用します。

タオルを敷その上にしみの有る着物を置き

スプレーガンでしみを処理していきます。

このスプレーガンを上手に使いこなすことが、最初の課題でした。

衿、袖口、裾の部分洗いと泥はねの処理をしてスプレーガンの特性を覚えました。

しみ抜きが終わると大量の汚れたタオルが出ます。

終業の一時間前に作業を終え200枚位の汚れたタオルを大きな袋に入れ、

自転車で400~500m先の師匠の自宅へ持ち帰り家庭用の洗濯機で洗い、タコ足のハンガーに

干す作業とたたむ作業がありました。いかに綺麗に早くたたむかを毎日考えていました。

今でも床屋さん等のたたんで積んであるタオルを見ると、「もう少し綺麗にたためよ」とツッコミたくなります。

汚れやしみをタオルに移し変える作業の為に毎日大量のタオル洗いが待っていました。

 

着物のしみ抜きやお手入れでお困りな方や

洋服のしみやメンテナンスでお困りな方は

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗を是非ご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時

休日 日曜 祝日

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