皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
クリーニング店から辻が花訪問着袷の掛衿に食べこぼししみが付いていたので
しみ抜きをして欲しいとのご依頼です。
辻が花訪問着袷
辻が花は、絞り染めの技法の全盛期である室町時代に生まれたと言われています。
室町末期から桃山時代にかけて大流行しますが、その時代を過ぎると突如、世間から姿を消します。
これは「友禅染め」の出現などの時代背景によって次第に人々が着なくなってしまい、作り手が減少
技術を伝承する者がいなくなってしまったことが原因とも言われていますが、真偽は定かではなく、
謎に包まれたまま。こうして辻が花は「幻の染色」と言われるようになりました。
一度は途絶えた辻が花でしたが、戦後、染色工芸家の巨匠・久保田一竹により新しい技法が確立され
ことで、再度「辻が花ブーム」が起こります。修業時代に大阪の百貨店で展示会があって、出かけた
記憶があります。
辻が花の訪問着の掛衿に食べこぼしのしみが付いています。
辻が花訪問着袷
綺麗に落ちました。
着物と洋服のお手入れは
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
営業時間 9:00~18:00
休日 日曜・祝日
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
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