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創業106周年きものと洋服のお手入れ専門店 一級染色技能士の仕事事例と日常生活

パンツ 赤色へ染め替え ポリエステル素材

2023年01月13日 | 洋服(染・染替え)

皆様こんにちは

山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。

いつも当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます。

以前に何度も染の依頼があるクリーニング店からポリエステルの白地パンツ2枚が

汚れやすいので赤色に染め替えて欲しいとのご依頼です。

パンツNo1

パンツNo1 品質表示

ポリエステル95%ポリウレタン5%

液温は40 ℃を限度とし、手洗いができる、塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止、

当て布をして底面温度110 ℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる、

石油系溶剤によるドライクリーニグができる(溶剤に2%の水添加)、

脱水は弱く、日陰のつり干しがよい、となっています。

パンツNo1 黄変しみ

パンツNo1に黄変しみが有りました。

白なので目立ちますし、このまま染めると黒っぽく浮いて来るのでしみ抜きしてから染ます。

パンツNo2

パンツNo2

ポリエステル95%ポリウレタン5%

液温は40 ℃を限度とし、手洗いができる、塩素系及び酸素系漂白剤の使用禁止、

当て布をして底面温度110 ℃を限度としてスチームなしでアイロン仕上げができる、

石油系溶剤によるドライクリーニグができる(溶剤に2%の水添加)、

脱水は弱く、日陰のつり干しがよい、となっています。

パンツ 水洗い後

パンツ 染色中

ポリエステル染の為に染釜に蒸気を入れて加熱して90度以上で染料と濃色促進剤を入れて

30分以上煮込んで染めていきます。染め上がり後に水洗いをして余分な染料や促進剤を

落として乾燥後に仕上げます。

パンツ No1 仕上げ後

パンツNo2 仕上げ後

二枚共綺麗に染まりました。

パンツ 染め上がり後の違い

同じポリエステル・ポリウレタン素材で同じ染釜で同時に染めましたが、生地によって

染め上がりが違います。染の難しい所と面白い所です。

 

着物と洋服のお手入れは

厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる

山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。

〒062-0902

札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号

電話011-811-6926 FAX011-811-7126

営業時間 9:00~18:00

休日 日曜・祝日

メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp

ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp

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