皆様こんにちは
山三三ツ屋染舗の三ツ屋邦孝です。
店のお客さんが身内の結婚式の為に留袖を着用しようとタンスから出した所
上前の鶴の柄に黄変のしみがあったのでしみ抜きをして欲しいとの依頼です。
留袖 上前 鶴の柄 鶴の翼に黄変しみ Before
留袖 上前 鶴の柄 鶴の翼に黄変しみ Before
翼の白い部分は胡粉(ごふん)は顔料のひとつ。現在では貝殻から作られる、
炭酸カルシウムを主成分とする顔料を指す。かつて中国の西方を意味する胡から伝えられたことから、
胡粉と呼ばれる。古くは鉛白(塩基性炭酸鉛)を指した。日本画や日本人形の絵付けに用いられる。
材料の貝殻は白色度の高いものにはハマグリが用いられるが、加工のし易さからカキ、ホタテの貝殻も用いられる。
修行時代の頃は、製造工程が悪かったのか、胡粉に使用していた接着剤が悪かったのか、
白場が黄変しみが浮き出て一枚全て柄修正を良くやりました。
現在は材料の良くなった為にあまり黄変しみの発生が無くなりました。
留袖 上前 鶴の柄 鶴の翼に黄変しみ 柄の修正後 after
他にもカビの匂いがあったので丸洗いを行い、翼の胡粉の部分に胡粉で再修正をしてました。
これで結婚式に着用出来るのでしょう。やはり日本の結婚式は、着物を着用してもらいたいものです。
留袖の丸洗いと柄の修正は、
厚生労働大臣認定一級染色補正技能士のいる。
山三 三ツ屋染舗にご用命下さい。
〒062-0902
札幌市豊平区豊平2条2丁目2番20号
電話011-811-6926 FAX011-811-7126
メール mitsuyasenpo@train.ocn.ne.jp
ホームページ http://328senpo.sakura.ne.jp
営業時間 平日(月曜~土曜) 午前8時~午後6時
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