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ON AND OFF (2nd Stage)

元気にオートバイに乗れる幸せ。

仕上げ

2016年01月17日 | ブロンコ
細部まで再生したブロンコだけど、どうしても気になっているところが残っている。


スイッチボックスのキルスイッチとホーンボタン。
元は赤だけどご覧の通り紫外線の影響で退色してしまい恥ずかしいピンクに。


ボックスの黒はYAMALUBEの光沢復活剤で何とかなったけど、赤い部分はどうしようもなくみすぼらしい。
特にライディング中に目に付くところなので本来の赤に戻してあげたいと思う。


まず選んだのが樹脂系の万能選手「染めQ」。


マスキングして試し吹きしてみたけどうまく染まらなくてダメ。
用途にはプラスチックの表記があったけど材質によっては浸透しないのかも?

もともと樹脂系の塗装は難しいけど、プラモデル用塗料だったら安くていいかも?と思い
近くの模型店でわれらのタミヤ製プラカラーをゲット。


で、長男の絵具の筆を使って塗ってみたw。エナメル塗料なのでもう使えないな。息子よ、ごめん!


ドライヤーで乾燥させてスイッチボックスに組みこみ。



筆跡が若干残っているけど、こんなもんじゃないかな。

もう一つ気になってたのがリザーバータンクの樹脂窓。

表面が真っ白に変質してしまいフルードが全く確認できない状態だったので、柔らかいカップブラシ+液体コンパウンドで磨いてみた。


本来の機能として十分な透明度まで回復。

最後に届いた部品を装着して、本当の完成。


オークションの中古品を磨いたスキッドプレート。


どこかにすっ飛んで無くなっていたチェーンテンショナー。


お気に入りのグリーンサムのオフロードミラー。

トランポ載せる時にパタンと倒せるので必需品。
スタンディング時に腕の邪魔をしない形状も気に入っている。



早く登録してツーリングに行きたい今日この頃。

とりあえず

2016年01月11日 | ブロンコ
ブロンコのレストアが完了しました。


まだアンダーガードやチェーン・テンショナーの一部パーツが届いていないけど、再生作業としてはもうやることなくなった。

このブロンコは1997年製造なので、どうやら20年もの間 ほぼノーメンテで乗りっ放しの後に放置していたと思われる。
驚いたのがパーツ取り外していくと見たこともない昆虫が至る所に巣を作っていたことww 
どこで保管していたんだ?

反面、完全オリジナルだったのが良かった。レストアベース車に変な社外パーツが装着されていると色んな意味で大変だから。

以下、ビフォー/アフターまとめです。


エンジンの再生に2週間以上かけたけど、完全にはきれいにならなかった。

でも、最低限の外観と性能に戻せたと思う。

フレームとスイングアーム、茶色い部分は全て錆。

下地処理をしっかり行ったので普通の保管条件なら再発はしないだろう。

フロントブレーキは20年前のフルードがキャリパーとマスターシリンダー内で腐ってたw
キャリパーは完全にピストンが固着していて引き抜くのが大変。外回りもスラッジで完全にコーティングされれた。
マスターはリザーバー・タンク内に固体化した変質フルードがビッシリ固着。あまりにショックで写真も撮れなかった。


オーバーホールキットでシール類を交換し、徹底的に異物除去と洗浄してここまでピカピカになった。
最悪はAssy交換かな?とも思った位酷かったけど、情熱と手間で蘇らせた。

単純な車体構成なのでパーツさえ元に戻れば組立て自体は訳無い。
当然ボルト/ナットも錆が酷いので交換、もしくは再生して組み付けた。

駆動系はチェーン、スプロケ、チェーンスライダー/テンショナー当然ながら全て新品へ交換。

ショックとリンク、ステアリングステムや操作系の組み直しもの効果もあって、車体を引き回ししただけで車体が軽く感じるほど。

苦労したのは電装。ハーネスの取り回しの写真撮っておくべきだったと後悔。
まるでパズルだった。

という訳で、12/19に引き取ってきてから約20日間、楽しみながら仕上げました。
以下、新車とは言わないまでもかなり20年前のコンディションまで戻ったブロンコです。


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ひたすら…

2016年01月01日 | ブロンコ

2016年、今年もON AND OFFを宜しくお願いします。

毎年恒例の年納めツーリングも、初日の出ツーリングにも行かずに相変わらずブロンコのレストアに精を出しています。
だって楽しいんだもん。

と言う訳で、以下は晦日から元日にかけての進捗です。

・フレーム/スイングアーム


先週から塗り始めた塗装がようやく完了。

錆が酷かったスイングアームも蘇りました。
素人の缶スプレー作業ではこんなもんじゃないかな?


・エンジン塗装


ヘッドカバーとクランクケースの一部のペイントが剥げてたので応急処置。
耐熱塗料塗る設備ないし、200℃も上がる部位ではないので一般塗料にした。

ん~これも こんなもんかな。

・フロントフォーク


クランクケースと一緒で劣化した粉吹きクリアを除去してから、400番から段階的に1000番までの耐水ペーパーでひたすら磨く、磨く!


施工前/後 こんなに輝いた。
コレならバフ掛けなくてもいいかも。


・前後ホイール
なんでスポークってこんなに磨くの大変なんだろう?

前後輪で6時間ってとこかな?この時点で指の指紋が消えてiPhoneのセンサー感知しなくなったw


・フェンダー磨き
苔やら緑青だらけで汚いフェンダーもひたすら磨く! 

ピカールは安くて万能。改めて偉大さを思い知った。

・リアショック組立て
腐りかけてたスプリングの錆を落としてペーパー掛け、サフェーサーとウレタン塗装で蘇った。

ガスダンパー本体はオーリンズみたいに金メタリックで化粧直し。ちゃんとコーション・デカールをマスキングで残してある。

外観だけ新品ショックみたい。
腐ってどこかに飛んで行ってしまったと思われるバンプラバーもホームセンターのゴムで復活。

・キャブレター
粉吹きが酷くて、なんだか分からない物体だったキャブも2時間の磨きでここまで回復しました。

まだまだ気の遠くなるほどボロボロのパーツが残っているけど、根気よく再生していきます。

しかし、正月休みはレストアにもってこいだな。作業が捗る。。。