陶芸教室 夢工房あすか

大分市内にある陶芸教室のブログです。
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「手びねり」も基本から

2024-03-26 18:18:00 | 小皿、中皿、大皿
 
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 ■ 「手びねり」も基本から

教室では「手びねり」も「ろくろ」も同じ手法で教えています。
「手びねり」~「ろくろ」まで一貫した作り方なのです。
「手びねり」も「ろくろ」と同じように筒形に立ち上げてから
胴体を広げて鉢やお皿に成形します。食器づくりの基本です。

食器づくりのカリキュラムでは、
最初は「玉づくり」で筒形の湯呑みを作ります。
次に、胴体を広げて小鉢、中鉢、中皿へと進みます。
新入会の男生徒の橋本さんがこの課程で制作した中皿です。
お皿は胴体を逆円錐形に立ち上げてから胴体を倒して平らにします。
上広がりの筒状に上げてから広げるのです。もう少し胴体を倒せるのですが、
慣れないとへたってしまうので、ほどほどのところでストップしてます。
要領がわかり慣れてきたらもう少し倒して平らにしましょう。2月の作品です。

 


手びねりの基礎コースでは、この「玉づくり」
の次に「タタラづくり」と「紐づくり」を行います。
次も橋本さんの手びねり基礎コースのカリキュラムの作品です。
「タタラづくり」で成形した小皿と「紐づくり」で成形したビアマグです。
小皿は縁を指で立ち上げて成形してます。13.5㎝と16.5㎝径です。

 




橋本さんは基礎コースを終えて中級コースに進級。中級コースでは、
最初は玉づくりで「飯碗」を、次に紐づくりを入れて「どんぶり」を制作。
玉づくりと紐づくりで成形したばかりの「どんぶり」をアップしましょう。
最初のは最初から胴体が広がって出来たものです。次のが、
筒形(逆円錐形)からコテで胴体を小刻みに広げて成形したものです。
筒状に立ち上げてから口縁を弓でカットして平らにします。そして、
口縁部を反らし広げて、次に胴体を広げてから形作りをします。
これが食器づくりの基本になります。ろくろと同じ手順です。

 

 


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因みに、最初から形を作りながら成型するやり方を「手捏ね(てごね)」といいます。
代表的なものに「楽茶碗」があります。伝統的な抹茶茶碗の作り方です。
このような作り方もありますが、現代の電動ろくろの手法とは異なります。
現代陶芸においては、電動ろくろと一貫する手びねり技法を学ぶようにしましょう。



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