正月にふさわしい唐草文様の四方皿が焼き上がっていました。黒御影土でタタラ(板)づくりで作ってます。黒色と草花の白い転写文様の対比が鮮やかです。7㎜の厚みのタタラ板でしたが反りもなく綺麗に焼き上がってます。美由紀さんの作品です。このお正月はどんなオードブルで演出をされたのでしょう。 お肉、お魚、野菜などいろいろな取り合わせが出来るでしょうね。洒落た吉祥文ですので飾り皿にしてもよさそうです。お子さんたちも帰省されて楽しいお正月を過ごされたことでしょう。
美由紀さんは小皿も作っていました。これもいい感じです。唐草文様の四方皿と取り合わせてもいいですね。この小皿はろくろで作っていたように思います。渦巻き状に刷毛塗りをした白化粧土が少し隠れてしまいましたが、これはこれでポイントになっています。
手前の小皿は白化粧土の水玉の濃淡がシャボン玉のような感じになってます。器の色合いと調和しています。又、ろくろ挽きしてから楕円形に変形した中鉢にも同様の水玉模様を施していました。
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