★真夜中のひとりごと★

二児の母「たっちー」のひとりごとです。

少年犯罪

2007年09月25日 | ★道をひらく
ニュース番組の特集で、少年犯罪のことが放送されていました。
以前、バスジャックを犯した17歳の少年に顔や手、後頭部など数箇所を切りつけられた女性がテレビに出ていました。彼女の言ったこの言葉が印象に残りました。

「彼の心は私の傷と同じくらい傷ついていると感じました。 一体何が彼をそこまで追い込んでしまったのだろうかと思いました。」

私も少年が犯す凶悪犯罪を見るたびに彼女と同じことをいつも思っていました。少年がそうなってしまった原因は一体何なのだろうかと。有識者と呼ばれる教育を専門に研究している人はどうしてそれを突き止めないのだろうかと。
特集では、どちらかというと少年法をもっと厳罰化させたほうがいいのではないか、被害者の知る権利をもっと入れたほうがいいのではないかということが言われていました。確かにそれもそうですが、それ以上にそういう少年を作り出さないようにすることはできないのだろうかと思いました。被害者も、その遺族はもちろんですが、犯罪を犯した少年も、みんなかわいそうです。少年だって犯罪を犯して、人から憎まれるより、きっと愛されて幸せに暮らしたいと思っていただろうに…。加害者も被害者もどちらも不憫でなりません。

今、私の赤ちゃんを育てながら思います。どんな犯罪を犯した少年も、赤ちゃんの頃はきっと私の赤ちゃんのようにお母さんにおっぱいをもとめ、抱っこして欲しいと甘え、泣いていたんだろうと。誰でも赤ちゃんの頃は澄んだ目をし、かわいい顔をしていたと思います。生まれたときから犯罪者なんていません。しかし、その後、育つ過程で何かそういう心の闇を作り出す何かがあったんだろうと思います。

少年たちを追い込んだものは一体なんだったのか、私は知りたいです。それを解明することができれば、そういうかわいそうな少年たちやかわいそうな被害者を少しでも減らすことができるのではないかと思います。
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