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歳月手記

歳月のちょっとしたメモです。
ちなみに「さいげつ」ではなく「としつき」です。

エミール・ガレ展

2005-03-06 01:58:26 | つぶやきいろいろ
今日は暇・・・時間に余裕があったので、
江戸東京博物館でやっている「エミール・ガレ展」に行ってきました。

「エミール・ガレ」って誰?
って方もいると思うので、簡単に。

アールヌーヴォー期に活躍したフランスのガラス工芸家です。
(簡単すぎて怒られそう・・・。)

で、ガレ展について。

最初は、陶器がメインで次第にガラスへと移って行きます。
アールヌーボーらしく、植物や虫のモチーフをふんだんに用いており、
現代の日本人が日常生活で使うにはちょっと抵抗ある感じですかねぇ。

きれいなグラスに草花が彫ってあり、足の部分にありのような虫が彫られていたりして、
多分使ったときに本当に虫がいるように見えそうで・・・。

日本(特に北斎)やイスラムの影響も受けていて、
浮世絵のモチーフを使った壺(ガラス製)やイスラムのモザイクをあしらった壺などもかなりありました。
アールヌーボーに日本テイストが加えられ、なんとも不思議な作品でした。

一緒に参考にしたと思われる浮世絵を飾ってあったり、ガレの葛飾北斎についてコメントなんかもありました。
本当に北斎が好きだったんですねぇ~。


作品のメインは、ガラスのお皿や花瓶、壺なのですが、家具やランプもありました。
家具は、テーブルと椅子が1セット、飾り棚が多数展示されていました。

足に巨大なトンボのモチーフをあしらった(3匹のトンボがテーブル3本の足になっている)テーブルや
天板に植物、柱に麦模様を彫りこみ、鍵穴の金具にはエンドウ豆を用いた飾り棚など、
アールヌーボーらしさ(ガレらしさ)をこれでもかと叩き込んだ感じですね。


きれいでとてもよかったのですが、
作品のほとんどが花瓶と壺なので、少し飽きましたね。


「フランスの至宝 エミール・ガレ展」
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/kikaku/page/2005/0122/200501.html


こっちも行ってみたい。

「ジョルジュ・ド・ラ・トゥール 光と闇の世界」
http://www.nmwa.go.jp/jp/html/collection.html

知らない人だけど、フェルメールに似てますね。


「ミュシャ展」
http://www.tobikan.jp/

前売りチケット買ったけどすごく混んでてなかなか行けないでいます。

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