おじさんのいちご観察日記

小さないちご栽培農家の日々を記録していきたいと思います

親株

2024-09-05 08:29:00 | いちご観察
来年の3月定植の紅ほっぺメリクロン苗を注文しました。今のこの足の状態ではその頃どうなっているのかわかりませんが希望をこめて親株注文しました。
メリクロンとはいちごの株の茎の最成長点の細胞を取り出して培養して作られる苗です。この成長点には新しい細胞はウイルスに感染していないと言われてます。植物の世界にもウイルスが侵入して本来の生産性が落ちてしまったり株に変化が現れます。いちごの場合はアブラムシが媒介するようです。ウイルスは1mmの1万分の1ぐらいの大きさらしく電子顕微鏡の世界のようです。
最近聞いた話しですが当地は自然薯の産地なんで約45年前からパイプを使って山から掘ってきた自然薯を種芋にして畑で栽培していたのですがどうも出来が悪く調べてもらったら山掘り自然薯はウイルスに感染している事がわかり千葉県の原種農場が自然薯のウイルスフリー苗を供給するようになって安定的に収穫出来るようになったと言っていました。国内で自然薯のウイルスフリーに取り組んだのは千葉県が初めてだったとの事でした。
トマトとかウイルスにかかるまえに弱毒ウイルスを接種してウイルスの入る陣地を先取りしておくなんて話を聞いた事があります。
欄などに斑入りの珍しい模様が入って高値になるものもどうやらウイルスが入っている事もあるようです。

昨年の夏には人に係るウイルスで少し辛い目にあいました。人間もだいぶウイルスを意識するようになりましたね。





2番目に苗を切り離したハウス、少しずつ育ったいます。

今夜は久しぶりに長女と合います。米欲しいの連絡がありました。

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