というのはいつものお約束で、真っ赤な嘘です。我がGTIは昨日の夜から二度目の12ヶ月点検で入院中です。2年間の走行距離は16,000kmあまり・・・こんなに乗らないマイカーも初めてです。
GTIの入院期間中に出してくれた代車が、なんとFORD Fiestaでした。いくらレンタカーとはいえ、他社製のクルマを出して良いのか?はっきりいって、このFiestaがなかなかイケてるクルマなので、ずいぶんとリスキーなことをやってくれます。
基本のプラットフォームはマツダの旧デミオと共有しているそうですが、ロードスターに乗っている頃に同じく代車で出してもらった旧デミオとはかなり味付けが違います。乗り心地はGTIのように固く締め上げてはいないのですが、非常にしっかりとしており、いかにも欧州車といった味付けです。シートが小振りでサイドサポートもそれほど良くないと感じるのは、GTIに身体が慣らされてしまっているからでしょう。
サイズも5ナンバーサイズだし、エンジンも1.6Lとしては特筆するような性能はありません。それでも210kmまで数字が刻まれたスピードメーターや、コラム左側から生えているウィンカーレバーを無視しても、日本車とは明らかに違う乗り味です。
1.6Lのコンパクトカーに200万円近くの価格設定が妥当かというと大いに疑問ですが、その点だけ目をつぶれば「オープン・スポーツとこれ1台あれば充分」と思わせる出来です。もっとも私の場合は、オープン・スポーツ以外の「これ1台」の許容範囲が非常に広く、軽乗用車でもOKなのですが・・・(汗)