箱根駅伝2009その⑤・往路

待ちに待った箱根駅伝往路です。写真は２区終盤、戸塚中継所手前です。ここから長いだらだらした登りの始まりです。母校駒澤は思わぬ苦戦となりました。

戦国駅伝と言われますが、ほんとうに実力は迫っていて、少しのミスで大きく順位が変わります。それだけにスーパーエースと呼ばれる力の抜け出している選手がより際立って見えた本日でした。その筆頭は、５区東洋の柏原。その他、２区のダニエルにしても、３区の竹澤・佐藤にしても何人をも抜き去るのですから見応えがありました。

私は、冒頭の写真の位置で各選手をとらえました。ご覧下さい。
１位山梨モグス。あまりにも速くて写真に全体を収められませんでした。
２位中央学院の木原・３位日大ダニエル。この直後に順位が入れ替わりました。
　

４位東京農大の外丸。予選会トップの実力発揮。５位中央の徳地。

　　
６位早稲田の尾崎・７位明治の石川・８位日体大の森。

９位駒大の宇賀地。このあと日体をかわして８位に。出遅れをよく盛り返しました。不振駒澤にあって、流石エースの走りです。沿道から盛んに声援が送られていました。
給水シーン。監督は全速力で着いていきます。

　
 　 
　
今年は記念大会で、出場校は最多の２３校。それでも１０分間あたりで、ほぼ全校通過。レベルが高いです。
最終ランナーの後は、自転車やバイクの群れが続きました。
　

=================駒大ファンのみなさんへ=================

それにしても非常事態です。ある程度予想はされたものの、ここまで負けるとは思いませんでした。５人中、３人がブレーキとは、ここ１０年間の駒大では考えられません。選手のミスと言えばそれまでですが、ミスが続くような選手起用はなかったはず。余程のアクシデントがあったとしか考えようがありません。そして、このような結果が予想される選手をも使わざるを得なかった選手層の薄さも原因かも知れません。大八木監督としてももう少しやれると思っていたと思いますが、やはり、初めての駅伝は難しいことを、再認識されたのではないでしょうか。

明日は、気持ちを入れ替えて、一つでも上を狙って頑張ってほしいです。この分だと４人替え濃厚ですね。