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今年の追い込み

クリスマスが終わり、いよいよ年の瀬を迎えています。正月準備も佳境に入ったというところ。クリスマスと言えば寺とは無縁のようですが、業界的には同じ宗教界の創始者生誕日ということで敬意を表する日であることに変わりはありません。

 ある青年宗侶から24日の晩に次のようなメールが届きました。夜空の月を見て詩を作ったけど、どうかとコメントを求めてきたというもの。   

    歓基督降誕    基督(キリスト)の降誕を歓んで

   京浜海上冬至天  京浜の海上、冬至の天
   月光煌々照無辺々照月光煌々として、無辺を照らす
   当祝今日基督誕  当に祝う今日、基督の誕
   更我精進寿道縁  更に我れ精進し、道縁を寿ぐ

 同じ世の平安を願うキリストを道縁の祖と寿ぎ、この輝きに負けじとさらなる精進を誓うというような意味の詩であろうかと思います。なかなか良い詩だと思いました。

 今年も沢山のことがありました。親による子の殺害、いじめによる幼い子らの自殺、通学児を襲った犯罪、飲酒運転による子の被害など・・・。子供が犠牲になる事件が続き、何とも痛ましいことです。
 一方では、スポーツが輝いた年でもありました。トリノオリンピック、ワールドカップサツカー、WBCワールドベースボールクラッシックでの日本の優勝、甲子園決勝再試合、日本ハムの優勝、ワールドカップバレー、アジア大会・・・と

 楽しませてくれました。
 そして、最後を飾るかのようにディープインパクトが深く記憶に残る走りを見せてくれました。来年に希望をつないでくれるような、すがすがしい気持ちにさせてくれる走りであったと思います。単なる追い込みでギリギリでの指し勝とは全然違う、他を圧倒するぶっちぎりの強さだけに感動も多いのだと思います。
 それにしても、途中あれだけ離されながら虎視眈々と悠然と構えていた武 豊旗手の冷静さもすごいですね。

 今年も追い込みですが、負けないようにラストスパート頑張りたいと思います。次は箱根です。(何を頑張るのかわからなくなってきましたが・・・。(笑))

 

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コメント
 
 
 
平仄 (ぜん)
2006-12-26 22:15:24
青年宗侶の作いうことなので、敢えて一言。
韻はきちんとふんでありますが、平仄が合っていませんね。
平仄にこだわるなという考えもありますが、せっかく勉強されているのならば、もう一歩ですね。
えらそうなことをいってすみません。
 
 
 
→ぜんさん (tera)
2006-12-27 06:58:02
ご助言有難うございます。確かに大切なことですね。伝えておきます。
思いついて、電車の中から携帯でメールしてきたようなのですが、まさか公開されるとは思ってなかったのでしょう(笑)。でも韻はふんでいたのですね。
平仄は難しいですが、若い人は特に勉強してもらわねばなりません。私も苦手で、いちいち辞書と首ッ引きです。
 
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