goo

滋賀県紀行①~石山寺~

遅くなりましたが、10月5日~11日に訪れた滋賀県の紹介です。先ずは西国13番札所石山寺です。

写真にあるように石山寺は、めずらしい石の山に建てられているところから名付けられいてます。
          
硅灰石(けいかいせき)といって、石灰石が熱で変化した石なのだそうです。境内の上部に露出しています。

 滋賀県は琵琶湖の周りに街並が形成され、周囲の山並みに比叡山や三井寺、石山寺などの古い歴史を持つ史跡が点在し、集落が開けてきました。また、京都奈良に隣接しているため、都文化の奥座敷としての役割、はたまた、名古屋・関東方面や山陰北陸方面への交通流通の要衝の地としての役割も担ってきました。  
 この石山寺は、湖南地区に位置し、奈良方面に出る道筋にあります。紫式部が源氏物語を執筆したとされる寺でも有名です。
         
執筆に使われたという部屋には、お人形さんが展示されています。
今年は、執筆から千年の記念の年に当たるということで、「源氏ゆめ回廊」と名付けた展示イベントが行われ、参詣客で賑わっています。
 
この寺もそうですが、滋賀県の各寺院は、歴史と共に宗派や活動のあり方が変遷し、複合された特有の宗教文化を形作ってきたようです。当寺院も山全体に大小の伽藍が立ち並び、観音霊場としての一大空間を作っています。現在の宗派は東寺真言宗です。
 
     山門のイラスト看板             山上から見た琵琶湖
             
 この近くには、観音霊場の一つ、岩間山(いわまさん)があります。今では車で上れますが、かつては歩いての霊場巡り、さぞ大変であったろうと思いました。山上からは、近江盆地湖が遠望できます。
 
     岩間山正法寺                  山頂からの眺望

これらの寺を降りて琵琶湖に出たところが瀬田。唐橋で有名ですが、現在は交通量の多いコンクリート製のの橋でした。
     瀬田の唐橋
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 菊開花 滋賀県紀行②~... »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。