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とろたまなの珈琲飲中毒

これはカフェイン中毒で晩酌のようにコーヒーの欠かせない男の寂しい記録である

焼酎・川路大警視

2007-04-14 | 趣味
川路大警視
とは、
まあ、簡単に言うと、日本の警察機構を作った人。

なんだけど、生地・鹿児島では、かーなーりー、ひどい扱いを受けてきた。
理由は、当然、西南戦争であり、大久保利通も同じように不遇な扱いを受けていたことは有名である。

しかし、彼にも日の当たる時代がやってきている。
鹿児島警察には、彼の銅像が堂々と建ち、生誕地には、(かろうじてながら)コミュニティバスが通っており、バス停は大警視。

そして、その名は、酒にも。
さつま無双謹製、さつま無双白原酒を封入したその焼酎は、その名も、

『川路大警視』

彼の名は高々と、輝き,
鹿児島警察売店で売られている。
ただし、売店が開いているのは平日のみ。

日曜に売店に行って買えなかった僕は、泣く泣く、帰ってきたわけですが、その後、友人より、拝領いたしました。

味は、鹿児島で売っているさつま焼酎。
つまるところ、芋の香り、むしろ、匂いが力強くアピールするすっごい重厚感のある酒です。

中身同じの白原酒は普通に購入できるようですが、このボトルラベル、雰囲気、および、それを手に入れてくれた友人の心意気が詰まったステキなお酒です。

ごくごく。

今ほしいもの

2007-03-22 | 趣味
それは、ウェアブルコンピューター。
モバイルではない。
いや、自分で、無理やりノートPCをベースに組めばできなくはないんだろうけど、モッタナイ。

なので、まあ、モバイルで我慢するわけだが、ちょびっと前に買ったIBM(レノボではない) シンクパッドX20もあるので、これをベースに行動している。
しかし、98SEなので、挙動不審。
つうことで、XPSP2を購入し、これを載せることにする。
ついでに、なんとなく、オフィス2000との互換性に問題がバリバリ出始めてしまったオフィススイーツのスタースイーツ7も8に変えることにして注文した。

が、

どうも、スタースイーツ8が先に届いてしまいそうな感じ。

仕方ないので、先に、部屋用ソーテックあふぃーなくんに載せるつもり。

まあ、そのつもりで2本分、頼んであるんだけど。

(写真なし)

ガンパレード・マーチ山口防衛戦

2007-03-11 | 趣味
とうとうガンバレが山口県でも展開っ!

amazon

九州撤退したあと、休戦期に突入かと思っていたら、幻獣の突如、侵攻がはじまった。

……って、ガンパレがわかんない人には、まったく、何のことやら。

ガンパレ公式サイト
ウィキペディア

CMも打たずにじわりじわりと浸透し、一時期ブームになったPSのゲームであり、ラジオ、アニメ、漫画、小説とマルチに展開している伝説のゲームである。
ゲーム自体は何でもありのゲームであり、一応、熊本城攻防戦という最終目標はあるが、だらだら遊んでいても、まったく、戦場と関係ないとこで、うろうろしていても、そのうち、戦争は終わるのである。
戦争は個人の力で終わるのではない、というリアルがあるゲームである。
ちなみに、最近、続編ゲーム(3部作)が発売された。

僕はどちらもやったことはないが。

閑話休題(それはともかく)

山口県内で展開される攻防戦である。
そのため、地方都市名がだらだら出てくる。
熊本県の地名もどうかと思ったが、一応、市外、市内、とか、いう感じで、区別されていたので、ある程度わかる。
しかし、山口県で、南風泊漁港とか、豊浦とか、萩とか、岩国とか、山口とか、そんな庫といわれて、果たして、一般市民の読者は、わかるのだろうか。
いやぜったいわかるまい。

ボクもぜったいわからなかった。
今、山口県にいて、最近やっと観光地めぐりをしているせいで、何とかわかっているのである。

しかし、それにしても、ほかの人が地図を見ないとわからないような地名がわかるのは、なんか、得した気分。

…………はっ!
山口県に染まっている?

(写真なし)

映画『蝉しぐれ』

2007-01-21 | 趣味
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2005年の映画だよ。
結構経ってるなー。

藤沢周平原作の下級武士の話。
少年~青年への多感な時期に数々の事件や事態に見舞われ、振り回される中で、友人や人々の人情に触れていく作品。

なんだけど、NHKTVドラマがあったので、先にそれを見て、次に小説読んで、最後にこれなんだよねー。

だから、話のポイント、流れ、から、見せ方まで、全部わかってみちゃっているから、ほかのポイントに目が行ってしまう。

今回に特に目が行ってしまったのは、秘剣村雨。

NHKドラマのときも、それはどうなの?と思った、『まるで舞のような』と称される秘剣。
基本的には、舞いのような幻惑するような動きで、相手の距離感を奪い、踏み込みを間違えさせて、相手の死角から切り込む技のようなんだけど。
NHKでは、手を前にして、ふらふらと揺らしていた。
結構これも笑えるんだけど、2、3回見ていると、気にならなくなる。
つうか、こういうもんなのか、と思わせる真剣さが内野『勘助』聖陽さんから漂ってくるので、いつのかにか、納得している。

小説版では、7パターンくらいの技があり、それを全部総称して、村雨と呼んでいる。

さて、では、映画版はどうかというと、『舞』である。

まじで、能狂言の舞だった。

しかし、村雨であるという説明は映画中では一切ないので、あれが村雨なのかどうかは、映画だけ見た人にはわからない上、いきなり、能面をつけた師匠が、裃で舞をしだすのだから、めちゃくちゃな気分になるだろう。

ちなみに、ボクは、ここで、村雨が来るんだなーっと、構えていたら、能面が出てきたので、笑った。

大爆笑だった。

尺の関係で厳しい部分は多々あるけど、映像としては、いろいろ見所もある。
たとえば、祭りのシーン。
明らかに江戸時代の村祭りとしてはおかしいけど、太鼓の音や、踊り、それを撮る角度など、大変良い。

田舎の祭りに花火があるのか、とか、そういう点は気になったけど。

舞もそれだけ見れば、結構よい。

オススメかといわれると、少々困る作品だなー、と思った。
(写真なし)

映画『日本以外全部沈没』(最近のほう)

2007-01-14 | 趣味
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筒井康隆原作、小松左京原典。

小説のそもそもの作りが、B級。
一流の小説家がかく、B級小説。
それを映画にするってもすごいけど、また、これが、B級大好きなボクには、たまらない(笑)。

ほぼ小説どおりの流れで、過去の回想シーンがある以外は、ほぼ同じ。

小ネタがいくつか違うけど、大まかな筋やポイントは同じです。

大筋>
2011年(アナログ停波だ(笑))になぞの地殻変動で、日本以外の大地がなくなり、外人が難民として押し寄せる。
この難民と日本人との微妙な軋轢を描いたのが、この作品。

国家をなすのに、必要なのは、実は、土地と人なわけで、金による世界がどれほどもろいかということも意味している。

たとえば、もし、アメリカが沈没してしまったらドルはすぐに円に換金するべきなんだけど、アメリカ人にとって、ドルは世界最高のお金なわけで、敗戦国のお金になんて、なかなか換えられない。
ほかの国も日本にいいイメージ持ってなければ、そうだろうなー、と。

今泉首相(村野武範)が、あー、小泉って、こういう感じかも、という演技をするんだ。
ニッポン音頭のCMなんか、とくに、わざとタイミングはずしたり。

ようこそにっぽんCMのオマージュ(パクリではない)とか。

最後の大停電の夜にだったり。
『ろうそくが一本だけあるぞ』
とか、わざとらしい。
たいへんわざとらしくて、B級としてはグッドっ!

小説と違うのは、日本語のしゃべれる外国人だけ、経済的に生き残ったみたいな感じでデザイナーとかの生き残りがあんまりなかった。

もうそれ以外は、筒井康隆本人が出ていたり、監督が無駄に目立っていたり(自分のCMをぱくったり)、さいこーです。

いやー、B級スキーは必ず見るべきだ。
(写真なし)

図書館の書物の分類

2007-01-07 | 趣味
今日は図書館に行きました。

年末までに読みきれず、今までかかった本を。

すいません、期限切れです。
ぴーって音がしてたんで、多分、一冊予約かかってました。
ますますすいません。

それはともかく(ごまかすな)

今日は、ル・グウィンの本を探してみた。

アーシュラ・ル・グウィン(日本語の読み方はいろいろあるので注意)

『ゲド戦記』と『空飛び猫』と、『闇の左手』と『所有せざるもの』で有名なル・グウィン。
ちなみに、後ろの二つは、かなり古いSFのせいか、防府図書館にはない。
……いい本なのに。

まだ読んでない本があるかなーと思って、てきとーに検索。
『るぐうい』まで入れて検索すると、30冊くらい出てきた。
とりあえず、ゲド戦記と空飛び猫は全部読んだんで、残りから選ぶ。
随筆集が一冊読んでないなー、たぶん、2006年5月発行だし。
早速、934なので、英米文学ゾーンにって見る。
ル・グウィンはアメリカ国籍だし。
おーちゃんとル・グウィンゾーンがあるぞーって、探してる本ないじゃん。
ん~、2006年5月だともしかすると、新刊かな?
新刊ゾーンでも見つからず。
ヤングと児童書のゾーンということも考えられるな。
そちらでもなし。
う~ん。
おかしいなぁって、動物園のクマのようにうろうろとする。
もう一回英米ゾーンに行く。
もしかしたら、ラ行の一番最後にあるのかも。
そう思って裏の棚へ回ってみたが、ない。
ダメかーと思って、視線を右に動かすと、なぜか、外人の名前でア行がはじまっている。
どうみても、英米系だ。

・・・・・・?

よーくみてみると、934番号がある。

・・・・・・!

あー、随筆とか批評集とかは違う並び?
探してみると、あったー。
そういうことかー。
よかった、よかった。

でも、普通に、英米文学にル・グウィンゾーンがあったら、そっちから探すさ。
そして、ない瞬間、あきらめるさ。

まあ、分類コードの細かいとこ知らないぼくが悪いんだけどね。

ところで、ゲド戦記は、英米文学と、ヤングゾーンと、児童書ゾーンと、子供ゾーンにばらばらにあったけど(分類コードがそれぞれ違うため)、あれで、よいのだろうか?

イヤ、だからってどこにおくかっていわれると、困るんだけど、この図書館、なぜか、SFのシリーズは全然置いてないから、いっそのこと、ル・グウィンまとめて、児童書ゾーンでもいいような気も。

(写真なし)

昭和のにおいのする歌

2006-12-31 | 趣味
カラオケに行くと、おおむね、昭和のにおいがするどころか、生まれていないときの歌を歌ったり、時々、銃火の匂いがしそうな歌を(ソラで)歌うため、年齢不詳度が高まるボクだが、年末なので、皆様もカラオケに行くことも多かろうと、その怪しげなレパートリーの一部をお教えしようと思う。
ただし、これをカラオケで歌って、不満そうな顔を、ほかの人にされても、僕は一切責任を取らないので、そのつもりで。

1.米米クラブの『東京ドンピカ』

米米クラブなら大丈夫と思っている人は、多分、浪漫飛行と君がいるだけで、をイメージされている方ではなかろうかと思う。
しかし、この曲は、浪漫飛行後、出た、伝説の怪しげCDアルバム『KOMEKOMECLUB』に収録されている曲の一曲である。
どのへんが怪しいかというと、ほとんどコミックバンドののりで、作られている、一発ネタ系の曲が集まってCDで、こめこめファンの間では、むしろ、こっちが、よいという意見も多い、CDである。
そのなかで、カラオケに入っている曲は多くないが、この東京ドンピカはなぜか、ほとんどの筺体に入っている。
ちなみに、ジャンル分類は、『ムード歌謡』である。
美川健一あたりが、歌っていそうな、ああいう類である。
カラオケで歌うと、盛り上がるか、盛り下がるかは、その人の力量にかかっているが、むしろ、誰かがはずして、盛り下がったときに、効果的であろう。
ほかに、米米には、ソーリーソングという先に謝ってしまえば、何やってもいいんじゃないかというCDがあったりもして、そっちも、オススメである。

2.失恋レストラン

年末に歌うと、悲しさ倍増の歌。
ベストフォークの78年にも収録されている曲で、昭和のにおいがぷんぷんする曲である。
十八番。
うまく歌うと盛り上がるが、あまりの昭和ににおいにどっぴきとなることもある。

よくある。

誰かが失恋したときに歌うと、効果的なのか、それとも、逆効果なのかはそれぞれの人間関係にかかっているので注意して歌うことが大切である。

3.名古屋はええよ、やっとかめ

タイムボカンシリーズや燃えよドラゴンズの作曲で知られる山本正之作曲、名古屋を代表するローカルミュージシャン、ツボイのりおの歌う歌。
名古屋をほめているのか、けなしているのかはわからないが、愛知県出身者には、かなり受ける。
恐ろしくローカルなネタが多く、他県民には、しゃちほこ、信長、ういろう程度しかわからない、という、危険な歌だが随所にちりばめられるネタ自体は、面白いので、知らないでも受ける。
大丈夫。
JOYSOUNDには、山本正之が歌っているほうの、より濃い名古屋弁のバージョンが入っている。

この歌によると、名古屋人が貯金がすきなのは、経済感覚に優れている証拠らしい。
決して、けちなのではない。

ネットで検索すると、まだ、フラッシュがあるかもと思って検索してみたが、

ここ

ありました。

ちなみに、ボクは、まだ、名古屋は駅にしか降りたことがない。

4.目蒲線物語

ユーカラに入っているのを、この前発見した。

ちなみに、地名、沿線その他が、関東、それも、神奈川、埼玉、東京しか出てこないため、それ以外の地域の人には、どこが面白いのかわからない。
そして、ほとんど台詞(笑)。
南武線が古い車両の使いまわしだったのは、遠い昔であり、今の人達は知らないので、地元の人達もちょっとわからない。
そのうえ、東急目蒲線は、今は、ほかの沿線に組みこまれたため、ない。

当然だが、山口県で歌ってもどっぴきである。
気をつけるように。

5.加山雄三全般

昭和のにおいしかしない典型的歌。
20代では、普通、歌えない。
おっさんたちには、受けがよいので、年末の会合、年始の会合では、利用すると、よい。
ちなみに、
『幸せだなー、ボクは、君といるときが一番幸せなんだ、いいだろう?』
を飲み屋のねーちゃんにかましているオヤジを良くみる、大変良くみる。

え、ぼく?
やったことないですよ、ええ、ほんと、ほんと。
いや、まじだって。

このように、世の中には、カラオケにおいても、場を盛り上げたり、盛り下げたりするために必要な曲があることが、良くわかるであろう。

なお、ベストフォーク100を購入したことにより、レパートリーの怪しさがより増してしまった。

年齢不詳な感じがますますあがるであろう。
(写真なし)

映画『ダ・ヴィンチ・コード』

2006-12-10 | 趣味
無難に良くできている、あきない、きれい。
役者もそろえまくりだし、カメラワークもよい。
パリをベースに教会とか、美術館とか、墓とか、森とか使っているせいもあって、とってもきれい。
話の展開も、最後の謎解きもなかなか楽しめる。

だけど、天使と悪魔の小説を読んだときのほうがどきどきした。

それは二つの理由がある。

ひとつは、著者の描く謎解きの展開を、小説を読んだ時点では、ボクがまだ知らなかったから。
そのため、どうなるんだろう、これって、ここで終わりなの、違うじゃん、やられたっ!、ていう展開が多かった。
たいして、映画を見ているときは、それなりの役者がやっていたりすることもあるけど、こいつ怪しい、つうか、最後はまだあるなあ、とか、血脈の話にかすかになった瞬間、こいつなんだろうなあ、とか、どうも、普通に楽しめない感じになったのが、いかん。

もうひとつは、中だるみこそないけど、階段を押し上るような、高揚感で、天使と悪魔に、とどかない。
あちらのほうが、宗教問題のひとつの暗部、それも今も続く暗部を描いているせいもあるけど、次はどうなるの、ここはどう終わるの、どうするの、っていうのが、わくわくする。

テーマがテーマだけに、天使と悪魔は映画化は無理だろけど。

マグダラのマリアもアブねえテーマではあるけど。

まあ、良作ではあるし、みても、90%以上の人は楽しめる。

ところで、小説を読んでいない人は、最後に、ラングドン教授とソフィが普通に親愛のなか、別れるのに、納得しているんだろうか?
あんな危機的状況から生還したら、普通、恋愛に発展するだろう、と普通は考えるんじゃないだろうか?

ラングドンに若い奥さん(結構きつめ)がいるという設定がどこにも描かれない映画の中、観客がぶちきれないのは、ほとんどの人が小説を読んでいるためだろうか?
不思議だ。

まさか、小説版(未読)は、浮気して、一夜を過して、終わったりしてるんだろうか?

それとも、米国大作映画のエンディングは、あざといほどの恋愛ハッピーエンドで終わるべきと思っているのは、僕だけ?

(写真なし)

映画『ユナイテッド93』

2006-12-10 | 趣味
goo映画

911関係映画のひとつ。
日本であたったんだろうか?

goo映画のレビュー評価は高い(80点オーバー)。
goo映画書き込みは、結構シビアなので、信頼性は現在のところ、高いと、僕は思っている。

4機のうち一機だけ目標到達を果たせなかった、例の機体のなかと外を描いた映画。
緊張感が持続しっぱなしなのは、すこーしずつ、テンションがあがっていくつくりと、最初が一番静かで、主人公たる犯人が、宗教的な盲目者である以外は、ごく普通の人達に溶け込めるような、ごく身近な存在だったから、という風に描かれているせいだと思う。
乗客の気持ち、管制塔の気持ち、さらに、軍隊のジレンマなどなど、それぞれの様子が手に取るように感じられ、なおかつ、同時並行に描かれているあたりが、リアルな雰囲気を作り出している。
電話を受けている家族とか、そういうのがないのも、よい。
まあ、家族生きているから描けないだろうけど(DVDのおまけにはなんか入っていた)。

最後の瞬間は、少々どうかと思うけど、かなり、見てよい映画だと思った。

オーディオコメンタリーもオススメ。
映像の撮り方とか、ほんとはどんな映像を作るつもりだったかとか、さらに、緊張感をどうやってあおったかととか。
そうかぁ、と思わず納得する。

追記:気になるのは、言語の種類そろえすぎ、タイ語とか、日本版に用意する必要あるんだろうか?
そのまま、日本でリージョン制限だけ付けて、売ってるだけって気もしないでもないが。

(写真なし)

赤十字から何か来た

2006-12-03 | 趣味
いや、まあ、なんか、来たわけですよ。

外に出ていたら、運送業者から電話があって、

『荷物が血液センターから届いてます』

と。

血液センターからの荷物って、見た目、めちゃくちゃ怪しいです。
やばげな薬剤とか、入ってそうです。
血液センターのかた、もう少し考えてください。

それはともかく、受け取ってみた荷物が、最初の写真。
袋です。

白い、真っ白い。
中身が、想像できなかったので、もしゅもしゅと触ってみると、箱が入っていました。

開封。



金杯がどうとか、書いてある(書いてません)。

あー、献血100回記念のやつだ。
いつごろだっけ?
なんか、誕生日の前だったはずだから、半年くらいたってるぞ。

大昔。

すっかり忘れていた。



んで、中身がこれ。

割れそう。
一人ぐらしには、過分な品だなー。
普通、なに入れるんだろう。
ぶどう酒にしては、深すぎる。
焼酎にしては、お湯に耐えられなそう。
そうすると、ジュースかなー。

100%ブドウジュースとかを入れると、きれいに透けて見えそうだけど。

この部屋には、色のついた飲み物は、コーヒーくらいしか。

あー、ビールとかでもいいのか。
でも、もう冬だし。
夏前にくれれば、いいのに(笑)。

映画『プロデューサーズ』

2006-11-12 | 趣味
goo映画

ブロードウェイミュージカルで、あのキャッツを抜いた伝説的作品。
隙がない展開、魅力的なキャラクター、だれないようなダンスと歌。

マサニ、ブロードウェイですよ、奥さん。

なんだけど、実は、TV界の才人メル・ブルックスの本格的映画進出第一作(1968)で、逆に、ブロードウェイの劇になって、そのあと、また、映画化されたという、行って戻って、また戻る、みたいな作品。

筋は、裏帳簿作って、こけた劇の裏側で金をちょろまかそうという魂胆。
そしたら、劇があたっちゃって、困ったー、という作品。

日本であたってという話を聞かないのだけど、ソレは、日本の映画界にはびこる権威主義と、あと、日本人にとって、ブロードウェイがぴんとこないということにあるのではないかと思う。
権威主義の部分は、ブロードウェイの演出家が監督をしているわけだが、この人は当然、アメリカでは有名『演出家』だろうが、日本では、超無名の『監督』と認識されてしまう。
役者も、アメリカのTVや舞台で人気のある人を引っ張ってきているから(歌えない人は出れないから)日本ではあんまりメジャーじゃない。
そうすると、洋画大作大好き、の人達には、あんまり見てもらえない。
つうか、僕も行かなかったけど。

まあ、そんなこともあって、たぶん、あんまりあたらなかったんだろうと思う。

むしろ、あたらなかったのが不思議なくらい、おもしろい。
最初に書いたように、テンポが良く、全然飽きない。
飽きそうなタイミングで、ダンスが入る。
いや、まあ、映画でダンスを見せるのは、邪道といわれればソレまでだけど、メリーポピンズにも入っていたんだから問題ないはず(たとえが古い)。

まあ、とにかく、一回見て、損しない作品ではあるし、気楽な気分で見られるので、こーひー片手に、お菓子をつまみながらどうぞ。

余談だが、エンディングぎりぎりいっぱいまで、楽しめるので、途中でエンドロールを打ち切らないように。

(写真なし)

映画『ANGEL-A(アンジェラ)』

2006-11-12 | 趣味
Movie Walker

リュック・ベッソン監督作品。

全編モノクローム

あらすじ:ヘタレな男のところに、天使が来て、いろいろ解決してくれます。

あらすじ雑すぎ。
まあ、でも、大雑把に言うと、そうなんだけど、これが、ベッソン監督のかっこいい映画であるから許せちゃう。

当然ヒロインがかっこいい。
リー・ラスムッセン、元グッチ専属モデルである。
恐ろしく長い足、きれいなボディライン、ブロンド。
これでもかという、モデルである。
これが、ちゃんと演技しているので、スキがない。

加えて、対照的に、ヘタレとして、描かれる主人公は、見た目もダメなら、動きも、行動も考え方も全部ダメなんだけど、一番最後の笑顔がすっごいいい。
もうこれだけで、この人のファンになってしまうってくらい。
この人、ジャメル・ドゥブーズ は、今年のカンヌ男優賞(Indigenes:ラシッド・ブシャール監督)を獲得している。

モノクロームであること、フランス映画であること、マニア向けな設定とナガレであること、あとお子様は見れないようなR指定なアレなシーンや、ソレなシーンがあるので、ミニシアター系でしかやってなかった。

それも、今年の5月にやってたのに、もう、DVD発売。
邦画と違って、向こうで公開されてからは結構たっているので、不思議ではないが。

モノクロな分、光と影がしっかりしていて、奥行きがある空間と狭い空間がしっかりとしている。
カメラワークで多かったのは、真上から写す映像。
広い空間狭い空間、どちらでも使っていたけど、広いときは、上にすうっとあがっていくのでより広く感じる。

ストーリーよりも、テンポとタイミングの映画でキレのあるナガレが飽きさせない展開を演出している。

ただ、ハッピーな展開に人によってイエス・ノーは、はっきり別れるんじゃないかと思う。

僕は嫌いじゃないけど。

(写真なし)


映画『ホテルルワンダ』

2006-10-01 | 趣味
goo映画

ホテルルワンダとミュンヘンを見た。
どちらも民族紛争を元にしたものだが、フィクションである分、ミュンヘンのほうが映画としては格段に上であった。
カメラワーク、タイミング、光と影の使い方は、監督及びスタッフの力で、どれをとっても、秀逸である。

が、生々しさでは、ホテルルワンダに軍配が上がる。

それは、この話が、ノンフィクションであり、加えて、状況があまりに異常でありながら、どこでも起こる可能性がある、ということに尽きる。
それは人間の本質を描いており、大変、どろどろしていながら、シンプルである。
そして、ぼくらは、ルワンダで、起こったことを、ただの歴史としてしか知らず、そこから出てくる数字に一つ一つの命があることが、こういう映画を通すと実感が出てくる。

100万は、お金や石ころじゃなく、ヒトの命の数だ。
そして、それは、隣人によってもたらされた。

恐怖がすぐ、そばにあるという事態。
毎日聞こえる銃声。
民族滅亡を図る手段。

それも、僕も含め、今の日本人には、戦後そういう事態がなかった(もしくは、ないことにされた)だけに、理解できない。

理解できないが、状況は映画で見せられる。
それは、想像を絶する状況なのに、その手段がシンプルなぶん、なまなましい。

国連の無力さ、ヨーロッパ諸国の自分本位さ、そして、民族紛争の原因もまた、ヨーロッパよりもたらされたものだ。

見た後に、すごい気分になる映画だ。

一見の価値あり。
(写真なし)

小説『日本以外全部沈没』筒井康隆

2006-09-16 | 趣味
日本沈没がブレイクしているころに、著者『公認』で書かれた伝説の一発ネタ小説。

リスペクトとはこういうことをいうのであろう。

一発ネタのせいか、はたまた、作者がうまいのか、大変面白い。
タイトルどおり、日本以外が、沈没し、外人がざくざく日本に移民してくる。
外国人が必死になって、日本語を覚え、おべっかを使い、より有利な条件が得られないか、必死になる。
まあ、なんつうか、こういう事態になった場合、アメリカ人が、こんなぬるい手段で日本にいるかどうか(偏見)はともかく、上野公園を要求するローマ法王はウケル。

なお、この作品の映画は公開されるので、見たい人は、見てもよいと思う。
もちろん、B級だが、愛すべきB級映画に仕上がっているだろう。
どうやって、この短編を1時間以上やるのか、という問題はあるが。

(写真なし)

映画『EDtv(エドTV)』

2006-09-10 | 趣味
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クロノスクラウンのるてんしとさんが面白いと書いていたので、とりあえず、借りてみました。

たしかにおもしろい。

ジム・キャリーのトゥルーマンショウみたいに、ケーブルTVで一人の人間の日常をとる形の話です。

トゥルーマンショウが、周りが役者で、一人の何も知らない人の日常を撮ったものなのに対して、契約により、普通の日常を、全員役者でない人達の中の日常を撮り始める話です。

主人公、エドは、普通のぬるいへたれ。
30過ぎで、ビデオ屋のバイト。
んで、ケーブルテレビで、日常を撮られる契約をして、だんだん有名になり、そのうち、それがわずらわしくなって。

まあ、その後の内容は、ともかく、一本筋の通った話の周りに、ちょこちょことサイドストーリーを絡めながら、最後まで飽きさせない展開のつくりは、よい映画、よい脚本、よい演出の証拠である。
カメラワークも、上下斜め横と、ああ、ここだなーというポジションと、逆に、中継車の中の映像をほぼ固定にして、毎回出すことで、時間の展開をうまく演出している。
うまい基点を置くことで、時間の動きがつかみやすく、それでいて説明的でなく、押し付けがましくない。

まあ、シャリーはあんまりかわいくないと思うけど(ジルもどうかと思うのは、僕が日本人だからだろうか?)。

全体的には、アメリカ的な下品なジョークにあふれているので、それが嫌いな人には、その時点でアウト。
アメリカ的なジョークOKなら、全力でオススメする良作である。
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