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とろたまなの珈琲飲中毒

これはカフェイン中毒で晩酌のようにコーヒーの欠かせない男の寂しい記録である

靴を買いました

2007-08-18 | 趣味
最近、スーツのときに黒い靴だけっつうのもなんか、面白くない、と思い出したので、靴を買いました。
実のところ、夏のスーツが割りと明るめの色なので、真っ黒い靴が全くあわない、という理由もあります。
んで、今回は、濃いワインレッドの靴にしてみました。
表面がテカテカしています。

とりあえず、使う前に、オイルで磨き、防水スプレーをかけ、靴底シートを入れて、最後に、靴型を入れておきました。
出張は当分ないので、使うのは、ずいぶん、向こう側です。

ついで、『来年』のぞうりを購入しようと思っていたのですが、ニュースで聞いていた通り、猛暑のせいで、本当にセールをやっていません。

……………ちっ。

(写真なし)

UMINE(うみね) ヒーリングライト?

2007-08-17 | 趣味
amazonのウミネのページ

ルームパレットの進化型、ウミネ(メーカーは違う)。
簡単に言うと、海の水面っぽいLEDランプの光が壁などへ投影される機械。
揺れる動く、そしてカモメやイルカの声が聞こえる。

『わたしはカモメ』

そういう声は聞こえないが、波の音とともに聞こえるカモメの声。
スピーカーがしょぼいので、なんつーか、音自体は微妙。
ランプとしてのせいのは、乾電池駆動なせいもあり、すげえ明るいとか、そういうことはない。

ただ、ほしかったバンダイのルームパレットがずっと手に入らず、いきなり、登場した『これ』に、キターッと、購入を決定。
量販店などで販売となっていたので、近所の大型電気屋にいってみたが、『なんですか、それは?』程度の反応で、メンドクナッテ、amazonを利用。

実はアマゾンを自分で使うのは初めて。

学生時代に、洋書を海外アマゾンで、研究室の人数分購入したことはある。

まあ、それはともかく、僕の部屋は、案外、天井高が高い、と気がつく。
そして、でこぼこしているせいか、反射が良くない。
もっと光沢があるような壁のほうが良いようだ。

それでも、ぼおっとしたいときに、ちょうどよさそうであるが、天井壁紙をこっそり、てかてかに変えてしまうのも手かも。

ITmediaのレビュー
(写真なし)

ハレグウの歌

2007-08-12 | 趣味
ジャングルはハレのちグウ(ハレグウ)のテーマソングが時々聞きたくなるので、サウンドトラックは買ってあるのだが、聞くとこう、なんつーか、妙なテンションに。
高すぎず、たといって、低いわけでもなく、それでいてニュートラルでもなく、強いていうと、上下動の高い波にさらわれて動かされているんだけど、本人はおんなじ位置にいるような気分になるような、そんな感じ。

Sister MAYOが謡う曲は明らかにテンションがおかしい。
最近、ANAのアニメソングを聴いていたら、ぷるるんしずくちゃんのテーマソングを謡っていた。
気になったので、調べてみたら、XJAPANのTAIJIの妹だそうだ。

それで、Sister MAYO。

そうか。

ちなみに、JOYSOUND系には、なぜか、最初のTVシリーズと、OVA第二シリーズのファイナルだけの、『LOVE☆トロピカ~ナ』がはいっている。
なぜ、OVAの最初のシリーズ2弾の『デラックス』だけないのだろうか。
ネタ的には、デラックスが一番いいのに……

(写真なし)

映画『立喰師列伝』

2007-08-11 | 趣味
OHP

押井守監督の、小説『立喰師列伝』を一応、原作とする、映画。
しかし、そのもともとは、大昔から、監督がいろいろな作品、随所に織り込んだ、立喰師達の系譜を紐解くことになる。
Wikipedeia

もちろん、そんな怪しげな人間はいないし、怪しげな職業もない。
しかし、いろいろなまことしやかな台詞(押井流説明的長台詞)を山寺宏一が重厚な雰囲気たっぷりにしゃべるために、真実っぽく聞こえるのが、押井フリークに最高な気分を与えてくれる、ある種スンバらしい作品である。

それゆえ、一般人が見て、どの程度楽しめるか、さっぱりなのが、オススメできるかどうか、微妙な作品でもある。

オシメーションなるミニパトと実写合成的な映像処理。
作品全体に漂うアヴァロン・イノセンス風のくらぼったい映像処理。
そして、趣味全開のテーマ。
と明らかに、一般人?なにそれ、しらねえよ、それって、食べれる?くらいの豪快さがなれた人には、心地よい。
無駄に丁寧な音楽なんかも、明らかに、過剰に思えるが、内容のイイカゲンさに重厚感を与えることで作品全体のアンバランスさを増幅させるのに、役立っているのは確実だ。

この映画を見ると、
月見そばを食べるときに、『卵を汁の前に入れてほしい』気分になるし、きつねうどんにコロッケを入れたくなる(ちなみに、後者をボクは学生時代に良くやっていた)。


もっとも、この作品を見てから、カレーを食べても、チュカラーっ!とは、叫ばないだろうが(チェーン店でなら、ちょっとやってみたい)。
(写真なし)

オーダーメイド財布

2007-08-08 | 趣味
毎日毎日使っていると、当然のごとく、財布なんて、ぼろぼろになる。

10年以上使っていれば、牛皮の財布だって当然悪くなる。
ボクの財布も10年以上使っている。
当然、ぼろぼろだ。
むしろ、状態は、いいくらいだが、二つ折りのため、一番負担の大きい、札入れ中央の皮が崩れ始めた。
そこで、よい財布を捜していたわけだが、現在の財布と、同系統が探すのが困難なのだ。
二つ折りで皮でボックス型のコインボックスでなおかつ、コインボックスが内側に開き、その上、たぶん、

左手用。

右利きだけど。

この財布になれてしまっているので、どうしようもない。
探しまくり、あきらめて、買った財布は使いづらく、父に流れた(笑)。

もう、ダメだ。
いまさら、財布探してでだらだらするわけにはいかんっ!

つうことでフルオーダーメイドで作ってしまうことにしました。

いまどき、ネットで探せばいくらでもあるんですよ、すごいですねえ。

最終的に、選んだのが、

オリジナル&オーダーメイド革小物 FREE BIRD dot com

まず、ネットのメールフォームで、入力し、簡単な問いあわせをして、返ってきたのが、これ。


アイテム : 財布
デザイン・構造 :
男物、自分用。
今使っている財布は、多分、左手用(自分は右利き)でコインボックスが
開いたときに左側にあるハーフウォレット
(写真あります:大体のサイズも測ってあります)。

近いサンプル:  C-16
革の色:黒
ステッチ(縫糸)の色:金もしくは茶色、もしくは、白
コインボックスが内側(あける方向はA-17みたいな方向)。
札入れは二つ カードは3~5
カードケースとコインボックスの裏にカードが入れられるような場所が
あるとよいのですが。

2~4万円くらいで、できますでしょうか?
希望納期 : 4月後半から5月上旬
■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓■

上記お問い合わせ頂きました内容に近い形での製作が可能ですが、
以下の点で改めてご検討頂きたく思います。

・合皮等を使用しない為、今回のような構造だと市販品に比べ
 だいぶ厚くなってしまいます。財布の場合、主なパーツを2mm、
 カード入れ・小銭入れのマチなどに1mmのヌメ革を使用します。
・サイズですが、天然革のみを使用した手縫いの場合、縫い代の
 関係で若干サイズアップしてしまいます。
 カード入れ横幅で5mmプラスの100mm必要と考えて下さい。
・希望納期は「4月後半から5月上旬」とありましたが、現在
 注文数が多く、お届けは5月20日頃となりそうです。

以上、ご期待に添えぬ点もあり申し訳ありませんが
何卒ご容赦の上、ご検討・ご連絡下さいますよう
お願いいたします。


丁寧な回答により、検討箇所が浮き彫りに。
そこで、コインボックスの写真と、サイズを測ったメモをつけて送付した結果が、このしたのメール。


返信頂きありがとうございます。
1.厚みは、具体的にどの程度になりますでしょうか?(3~5mm?)
 何も入れていない状態で、20mm程度となります。

2.カード入れは、横幅が100mmとなっておりましたが、縦幅も100mmになるということでしょうか?
 つまり、財布を開いた状態での短辺が100mm(ないし105mm)、長辺が220mmでしょうか?
 カード入れが5段だと100~105mm程度になりそうです。

3.納期は、3ヶ月くらいかかっても問題ありません。プレゼントとかではない  ため
  納期は、今の状況ですと5月末頃になると思います。

4.上記、条件のもとで、概算でいくらくらいになりそうでしょうか?
   税込26,000円程度(*)になると思います。
    改めて御検討下さい。


 週末を挟んだため返信が遅くなり、申し訳ありません。
 
  サイズ、価格等、基本的に了承で、製作依頼をお願いいたします。

  その上で、質問なのですが、
  下記条件でカードいれを4枚もしくは3枚にすると、縦950mmが実現できるの
  でしたら、そのほうがよいのですが、可能でしょうか?

   カード入れ、4段にして頂ければ縦95mmで製作させて頂きます。

 ステッチの色ですが「金もしくは茶色、もしくは、白」とありましたが、
 金色はありませんが、茶系はベージュ、茶、焦げ茶があります。
 個人的には「黒の革」に「焦茶の糸」が手縫いステッチの存在感を示しつつ
 カジュアルになり過ぎず、相性が良いと思いますがいかがでしょう?

 4/1

 カード4枚式で、縦サイズダウンの95mmでお願いいたします。
 ステッチ色は、カジュアル過ぎない、という意見をお聞きして、ぜひ、
 こげ茶でお願いいたします。



ここで、ほぼ、お互いゴーサイン。
次の振込みで、契約が成立です。




 了解しました。
 代金25,000円(*)は下記口座までお振込み下さい。
 尚、納期は5月末~6月初めを目安にして頂ければ幸いです。


 4/1

 お世話になっております。
 とろたまなです。
 振込みのための処理をいたしました。
 月曜日4/2に入金予定です。
 よろしくご確認ください。



そのご、予定納入日を過ぎてしまっていたので、一応、問い合わせ。
Blogを見ているので、忙しい感じがしていたので、しょうがないとは思っていましたし、ヤフーメールの迷惑メールフィルター不調が原因かもと。





 Sunday, July 22, 2007 9:23 PM

 お世話になっております。
 4月に注文いたしました、とろたまなです。
 Blogを見たところ、忙しいそうですので、遅れているのかとは思いますが
 一応、どういう状況であるか、確認をしたく、メールさせていただきました。
 もしかしたら、ヤフーの迷惑メールで処理されたことも考慮して、
 メールしております
 (最近ヤフーは、要るメールを迷惑メールにまわします)。
 決して、なお、催促ではありません。
 あと、2~3ヵ月かかっても問題ありません。
 一応、入金処理の確認は自分自身ではしたのですが、もしも、
 入金失敗などある場合もご連絡いただけますと、幸いです。
 お手数ではございますが、よろしくお願いいたします。

 Mon, 23 Jul 2007 19:36:16 +0900
 この度は御注文頂きありがとうございます。
 お言葉に甘えたとはいえ、大変長い期間お待たせして、
 またご連絡が遅くなり申し訳ありません。
 御注文頂いております【オーダーメイド 財布】ですが、
 今月末~来月初めを目処に製作予定でおります。

 お届けまで、今しばらくお待ち下さいます様お願い致します。



つうことで、発送されましたの連絡が、8/6に来ましたっ!
いやっほうっ!


この度はFREE BIRD dot comをご利用頂きありがとうございます。
ご注文頂いた下記商品、本日発送致しました。


大変長い期間お待たせしてしまい申し訳ありません。
商品到着までしばらくお待ち下さい。

また何かありましたら、気軽にお声掛け下さい。
今後とも、よろしくお願い致します。



さあ、さあ、さあ、って、佐○急便か……
いつ届くかな……

と思っていたら、珍しく、次の日に。

いそいそと袋を開封。

………おおおおおおおおっ。

すばらしい。
この質感、がっちりした、壊れるまで、10年以上かかりそうな、質実剛健さ。
それでいて、手縫いの丁寧な縫製。

ボックスもちゃんと、のぞみどおり。
カード入れも、一時ホールドのカード入れも、そして、カード入れの下のカード入れもばっちり。

長年の憂いが解消されました。

ありがとうございます。
オリジナル&オーダーメイド革小物 FREE BIRD dot com


*現在は、原料の皮の自体の価格が上昇傾向にあり、同じ価格で同じものが作れるわけではありません。

小説『グラスホッパー』伊坂 幸太郎

2007-07-30 | 趣味
そういえば、この本、何で買ったんだっけ?

…………あ、そうか。
電撃文庫に、はいっていた織り込みチラシだ。
あれにとうとう文庫化とか書いてあったからだ。
そうだそうだ……たぶん(汗)。

内容は、多分、群像劇小説。

多方面からの人間が絡まって、終着点に向かってじわりじわりと、よっていく話。

これがさー、布石が随所に置かれているんだけど、丁寧にその石を拾っていくんだよねー。
うまいのよ、これが。
最後まで一気に読みたくなってしまう本。

布石になっている人間でいらなくなると、さくさく処理してしまうあたりも、爽快で(個人的には)Good。

アマゾンレビューは伊坂 幸太郎ファンを中心に辛口。
ボクは、ほかの本を全く読んでいないので、なんともいえないが、充分楽しめるのだが。

そうすると重力ピエロとかはもっとすごいってことですか?

レッツゴー図書館(笑)。
(写真なし)

アキバで一番ヘンな店、らしい

2007-07-24 | 趣味
ITMedia記事

そうか、この店は、変な店なのか。
普通に利用していたよ。

この店で買ったもの。
・7インチの液晶TV(アナログチューナー)
・必殺シリーズの花屋の政(村上弘明)のフィギア
・ナイメアビフォアクリスマスのフィギアインスーパーボール6個

などなど。
買ったものがマニアックだが、この店のラインナップからすると微妙に、路線はずれ。
この店には、鉄扇、手裏剣、収縮性警棒。
などなど、防犯グッズなのか、パーティグッズなのか、判別不能なものばかり。
一番奥には、形容しがたいアダルトフィギアまであり、僕ですらどっぴきするような空間構成だ(笑)。

店の中に野郎しかいないのもさもありなんである(笑)。

ただ、記事にもあるように、あの放送は、一聴の価値はある。
(写真なし)

映画『マリーアントワネット』2006

2007-07-22 | 趣味
goo映画

goo映画レビュー点数は、かなり低い。


音楽がポップ、で、ベルサイユという、ステキ映画と話題になっていたので、見ようと思っていながら見てなかった映画。
スタートのヒロイン、マリー役キルスティン・ダンストが14歳には、さすがに見えないのは、多分、ぼくらが日本人だから(偏見)。
外国の14歳は、普通、多分、あんくらい、成長しているものなのだろう(偏見)。
キルスティンは、後半の年齢相応(24~25歳)の演技をしているときが一番かわいいと思うのだが。
なぜか、goo映画レビューで、彼女がブスだといっている人が多いが、多分、あの人は、アメリカンビューティをイメージすると、ああいう人になるんだと思います。
日本人的な美意識とはだいぶ違います。

この映画の肝は、当然、その豪華絢爛な映像なのだろうが、裏テーマは、マリー、全然悪いことしてないじゃん。

もちろん、地位に見合った行動を身につけないといけないわけで浪費はやめ、質素倹約を旨とするくらいじゃないといけないのかもしれないけど、実際は、民衆が団結して王国を崩壊に導く可能性を一切考えない、官僚に問題があるわけで。
まあ、結果的に、アメリカ支援という微妙な問題をイギリス王国に対する牽制だけで決めるのはいかがなものかと、というスタイルが映画に、にじんでいる。
それでも、親衛隊あたりが裏切らなかったら、勝てる革命ではないけど。

まあ、そこそこ面白いし、あんまり途中で飽きたりしないし、映画の派手さも好きな感じだけど、歴史モノを期待すると、アウトです。
これは、ポップシネマです。
つうか、ソフィアコッポラなんだから、当たり前ですが。

ただ、ソフィアコッポラはあんまり、しらないけど、マリーアントワネットは知ってるよ、って人がかなり見ているらしく、評価がそのせいで大きく異なる。
ソフィアコッポラが、いける人、ロスト・イン・トランスレーションが、スキもしくは、この映画なんとなくいい、と思う人には、OKで、これダメっていう人は、アウト。

それにしても、日本人は、あのころのフランスについてだいぶ誤解があるらしく、
『かつら、化粧した男、傘のようなスカート』と、現代日本人感覚では、悪趣味に近い壁紙とか。

いや、単なる、史実じゃん。
アマデウスとかでも、でてくるじゃん。

(写真なし)

映画『ゲド戦記』(アニメ版)

2007-07-21 | 趣味
これが、あのアニメ版ゲド戦記か……
アメリカ製作の実写版もひどいと思ったが、これも負けず劣らず、ひどい。
原作に対してディープなファンほど、怒りが相対的(等比級数的)に、でかい傾向が、各所のレビューから見られる。

昨年度の邦画、興行成績No.1.

これが……No.1

鈴木Pの力がすごいのか、というか、すごいんだろうが、苦労が目に見えるようだ。
とりあえず、この映画で一番よかったのは、鈴木Pによる宣伝を除くと、寺嶋さんの音楽であることは疑いない。
音楽は、原作ゲド戦記の雰囲気を感じさせるすんばらしいものだ。
原作ファン大喜び。

残念ながら、今回のぺらぺらした作品には、全くあっていない。

残念である。

さて、この映画があたったのは、もちろん鈴木Pによるものであることは、うたがいないが、それ以外の理由としては、勧善懲悪、というシンプルさである。

ゲド連合軍VSクモ

まさに、原作をわかっていないやり口。

これを作って、良く出来たんで見てください、と原作者にもっていき、なおかつ、『映画どうでしたか』と聞くとは、すごすぎる。
加えて、『これはあなたの映画ですね、わたしのゲド戦記ではない』といわれて、喜ぶのは、物悲しい。

その上、最後は、デウスエキスマキーナ(*)。

・王殺しをして、帰国後、もう一回、国から出れると思っている王子。

とか、

・ツンデレだったはずなのに、突然、前振りもなく、王子が自分の歌に泣いたぐらいであっさり和解するテルー。

とか、

・アチュアンとか、ローグとか、原作を読んでないと全くなぞな言葉や地名の数々。

・テナーとゲドの会話としては自然かもしれないが、『大賢人』、『ゲド』など、映画を見ている人に不親切な突然のばらし。

・最後に、大声で、真名を叫ぶバカ王子。


まさに、突っ込みどころは、満載である。

最後も、投げっぱなしのネタばかり。

結局、世界の均衡を狂わしていたのは、クモ、らしい、というのが、わかりにくい。
そして、均衡を崩すものがいなくなった瞬間、仲良く空を飛ぶ、竜。
そもそも、孤高の存在である竜がファミリー以外で、仲良く飛ぶなんて。

影(光)はどうも、テルーの中に入って、クモの城に入ったらしいが、じゃあ、なんで、最初は、『ボクはここから中は入れない』とか言っていたのか。

王子の母親は意味ありげに最初に目立っておきながら、その後全く絡まず。
荒れた街、とか、この町はおかしいとか自分で言っていたのに、海岸線の人気のないとこで、惰眠をむさぼる王子。

つうか、基本的に、王子周りは、突っ込みどこ満載。

王様の部屋への廊下が暗すぎ(手紙を書くのにあんなに暗い場所へ)。
それも、人っ子一人、控えていない。
何かあったらどうするんだ、つうか、あったわけですが。
王子があんなとこにいるのに、誰も、そこに行ったことすら気がつかない。
いろいろ忙しいのはわかるが、王が一人になることがある場所なのに、セキュリティゼロ。

テナーもただの昔の恋人みたいだよ。

そして最大のなぞが、なぜ、あんな数件しかない、山に登ってゲドを探しに来たのか。
クモがこっち方面とかいったなら、それは、ウサギの手柄ではなく、そうでないなら、当然、街のどこかに潜んでいると考えるのが普通だ。
あれだけ荒れたダウンタウンがあるなら、絶対、隠れるなら街中だろう。

まあ、最初の10分で、最低3箇所という、全編にわたって、突っ込みどこ満載なので、酒の肴ならいけるかもしれない。


もちろん、安酒用だ。
最初の15分で画面にコップを投げて、パネルが壊れても僕は責任は取れない。

*デウスエキスマキーナとは、オペラなどで、最後を閉めるときに、『機械仕掛けの神様』が出てきて、
『あとは、わたしが処理しますから~』
と終わる処理のこと。
物語の最後を豪快に処理するときや、物語の途中でも、ファンタジーな流れを処理するときに、使用する。
ロミオとジュリエットの最後に、両家が和解した瞬間、二人生き返らせるようなものだ。

当然、使いどころを誤まれば、総すかんである。

もう一度いう。

総すかんである。
(写真なし)

アニメ『よみがえる空』

2007-07-17 | 趣味
アニメなんだけど、妙に設定が丁寧に作ってあって、ちょっと、ヘリの操縦はうますぎるんじゃないかとは思うけど、恐ろしく趣味的なつくりの自衛隊の救援隊の話。
2話目からいきなり、地震災害救助。
そして、ボクがこれを借りてきたのは、ちょうど、昨日。
えらくリアルタイム。
DVDを見ようと、テレビをつけたら、地震がどのこうの。

閑話休題(それはともかく)

一般的なアニメのような、派手なシーンは一切なく、よく、人が死ぬ。
死に方が、
『………くそ、だめか』
って感じで、妙に、リアルで切ない。
雪山でビバーグして、アウトっ!(死ぬ瞬間なし)
F-15墜落でアウト(墜落シーンなし)
クラッシュ症候群で、ゆっくりいつの間にか、アウト。
などなど、『山本っ!死ぬなー、死ぬんじゃないっ!一緒に帰るといっただろっ!』とかいうシーンはない。
死体を『心停止、呼吸停止の要救助者』と呼称したり、生々しい。
飛んだり跳ねたりしたりせず、

ヘリ→ワイヤーでゆっくり、降下→要救助者確認→回収

という基本ステップが常に繰り返されるだけなのに、飽きない。
それは、王道ともいえる主人公以下の登場人物たちの静かな魅力と、フレームワークのうまさが魅せる、同じシーンでも同じではないと思わせる方法のせいと思われる。
一個一個に手抜きがない。

強いて言うと、主人公の彼女の出版社側は、手抜き(笑)。

ドラマにしても、充分面白いけど、これ、ドラマにするとすると、自衛隊の協力が必要になるけど、軍用ヘリを、ドラマで『運用』するのは、ちょっと……
(写真なし)

本『チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷』(塩野七生)

2007-07-08 | 趣味
amazon

イタリア史上、もっとも、効率主義な支配者・征服者として、有名な、はず、のチェザレ・ボルジアの話。
アマゾンレビューによると、第3の男のある台詞で有名とのことだが、ぼくが知ったのは、もちろん、ニッコロ・マキャベリの君主論である。
君主論には、たびたび、冷酷かつシステマティックに支配権を獲得し、安定支配を行う為政者として、チェザレおよび、ボルジア家関係者の名前が出てくる。
しかし、世界史をまともに取っていない(世界史Aで中国史まで)のボクには、イタリア史など、何のことやら、さっぱりである。
君主論は何度も読みまくり、カバンに入れっぱなし、電車が止まったりしたら取り出して読むバイブル的な扱いにもかかわらず、マキャベリ自身がある種、心酔するチェザレのことは、全く、わからないままだった。
最近、モーニングで連載されているらしく、再度、興味がわいたので、図書館で確保したのが、これ。

塩野さんの本は多分、カエサルか何かを読んだことがあるような気がするが、自信はない。
多分、歴史本を読み漁っていた大学学部時代のことだろう。
数から考えるに、有名なのは、ローマ人の物語あたりか?


ともかく、ボルジア家および、チェザレのことがざっとわかった上に、当時のイタリア情勢までわかって、なおかつ、読み物、小説としても、充分面白い本である。
高校生のころに読んでいても面白くなかったかもしれない。
大学生以上で面白い、楽しめる本だと思う。
もちろん、歴史大好き、西洋史大好き、戦記大好きノヒトは、高校生でも充分、楽しめると思うけど。

この本を読んで思ったのは、目的のために手段を選ばないを嫌われるのは、実は、直接ダメージを受ける人だけだよな、ということ。
民衆は、案外、チェザレ大好きなんだけど、後世の教会判断で悪とされているわけで、おおっぴらにスキっていえない。
だって、民衆にとって見れば、土木工事はしてくれるし、略奪は禁止するし、本人はかっこいいし、徴兵を除けば、いいとこばっか。
徴兵にしたって、為政者を気に入っているから、参加も割と積極的だったみたいだし、あれだな、こういう為政者をヨシと、すると、自分たちの立場が悪くなる人間の、考えでかなり捻じ曲げられているなーという雰囲気。

チェザレのやってることって、どこの国の封建社会を改革するときでも、起こることで、日本でも、武田信玄や斉藤道三、そして、織田信長と、ああいう人達と共通点がある。
やっぱり、近隣諸侯には嫌われているし、民衆には好かれている。

どっちの利益を削るかというのは、大変難しい問題だねーと、しみじみ思う、話だ。

そいえば、この本読んでいて、このころの傭兵隊長や傭兵って、国持ちの近隣諸侯による、割と騎士道精神的な行動(金銭報酬あり)なのね、と。

傭兵ギルド(偏見・希望)じゃないんだ(笑)。 

(写真なし)

この国の八代亜紀は、泣ける

2007-07-03 | 趣味
日々、カラオケのネタ曲的な十八番導入に余念のない僕であるが、八代亜紀をレパートリーに加えるべく、現在、脳に叩き込み中である。
八代亜紀は、独特なビブラートをかけるので、これをマスターすると、ネタ的にはかなり、おいしい上に、おっさんたちが大喜びである。

それにしても、悲しい歌が多すぎる。
やはり泣ける。

(写真なし)

メガネリターン

2007-07-02 | 趣味
我が、愛用メガネ、ジョンレノンモデルが、鼻あての修理から還ってきた。
鼻あては、購入時より、はるかに強化されていて、ちょっぴり、クレーム続出で、改良が加えられたんじゃないかと疑ってしまうが、その辺はまあ、より良くなったと考えたほうがよいのではなかろうか。

ザクがゲルググになると、パワーアップするように。
ZがZZになると、でかくなるように。
タネがデスがつくと……これはあんまり良くないか。

まあ、とにかく、良くなったのである、多分。

(写真なし)

ガンダムと高河ゆん

2007-06-29 | 趣味
ガンダムの新作が10月から放送されるそうだ。
タネデスとか、タネとかは、大雑把にしか見ていないので、タネデスの主人公が全く、主人公扱いされていないとか、あのシリーズのガンダムは、単体の戦術兵器を戦略的に大量運用しているのではなく、戦略的なただ一機の兵器で、解決する話になっているのは良くわかった。

新作は、キャラデザ(原案)の高河ゆんさんが入っているらしい。

九重どっとこむ
Wikipedia

ゆんさんといえば、古くはアーシアンや源氏あたりだが、このあたりがちょうど、ガンダム世代にもかぶるし、内容的にも、昨今のガンダム婦女子にも受けそうである。

もちろん、昨今の婦女子は、LOVELESS世代なのだろうが。

個人的には、LA VIE EN ROSE や恋愛 が結構すきだ。
ちなみに、実家には、既刊本の1/3くらいがある。
恋愛の1、2巻あたりのお前ら、ひっついちゃいなよっ!的な展開もいいなーと思ったが、そもそも、キャラデザだけで、脚本は黒田さん。
黒田さん脚本で、高河ゆんさんキャラデザなガンダム。
まあ、なかなか面白そうだ。

でも内容は、反逆~っぽいらしい。
最近は、革命ないし、ゲリラもしくは、テロルがはやりなのだろうか……

…………政治不信?(笑)
(写真なし)

映画DVD『時をかける少女』(アニメ版:2006)

2007-05-06 | 趣味
公式HP

筒井康隆原作GAINAX製作の昨年の映画賞をザクザクかっさらった例のアニメ映画である。
DVD宣伝ポスターがはってあるのに、じゅげむには、2本ずつしか入っていないため、なかなか借りれなかったが、本日、やっと、見た。

リメイクというより原案新作といった様相で、原作のほうの方は、叔母さんとして、登場。
心の中は、案外黒いということで、通称『魔女叔母さん』。

実は、ボクは原作を漫画版しか知らない。
そのため、いまいち、原作とどの程度、はなれているのかわからない。
でも、充分、面白いと思う出来である。
そつなく原作を活かし、そつない脚本で、そつのない間合いで、味のあるキャラクターを配置して、客の心を掴んでいる。
たしかに、映画祭で賞を取れるつくりである。

女1男2を中心とした構成は、明らかに三角関係を誘発しそうな感じで客の期待をあおりまくり。
主人公の女の子の友人、男の後輩、さらに、クラスメート。
それらが時間を越えて、結果を変えることで、ゆがんでいく様子が描かれ、最後に、きちんと着地点を持ってきている。
うまい。
飽きさせないし、あれはどうなったんだろう、これは最後のほうで影響してくるかな?と客に思わせる自然な構成になっているのも好感度が高い。

青春モノで、キスひとつなく恋愛を描いているのもうまいなー。

気になる点。
・高校生の女子(2年)にしては、あまりに豪快すぎる。
・キャラデザと特徴ある塗りのせいで、ゲーム版『3年B組金八先生』っぽい。
・最初のほうの原始時代のCGとかはいらない。
・一番の萌えキャラが、どうみても魔女叔母さん(笑)。

それ以外は、全体的に、80~90点は、いけるよい作品でした。
まあ、とんでもない大どんでん返しとかはないんで、そういうのを期待している人は面白くないかもしれませんが。

なお、2006年の映画なので、携帯は、ソフトバンクモバイルではなく、ヴォーダフォン(笑)。
(写真なし)