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東京のごみは大丈夫?

2005-06-26 | 読み物

 毎日毎日東京都民が捨てているゴミがどんどん東京湾を埋め尽くし,36年後には,埋め立てる東京都の場所(海域)が無くなると言う話を聞き,知り合いと一緒に見に行ってきました。ゴミの埋め立て地が「夢の島」だなんて思っていたのは,ず~っと昔の話であり,すでに夢の島はゴミで埋め尽くし,更に若洲リンクスと云う公園とゴルフ場のある「若洲地区」(羽田空港に着陸する直前に眼下に見えるゴルフ場),「中央防波堤内側・外側」,「羽田沖」,それも埋め尽くし,もっと沖合の海域に「新海面処分場」を造成するにいたっている。それも既に半分以上の埋め立てを終了してしまい,36年後には埋め立てをする場所がなくなると云う。写真に写っている風景のすべてはゴミの山です。風車の向こうにテレポートセンターやフジテレビがうっすらと見えます。地面のあちこちにはメタンガスを抜くパイプが刺さっており,ゴミを3m埋めては土を50cm被せていくと云うことを繰り返すサンドイッチ工法で造られたそうです。その証拠という訳ではありませんが,いままで埋め立てた場所の多くは,いままで5~8m程度地盤沈下しているそうです。しかし,埋め立て場所に限界がある以上,何らかの方法を考えなければならない東京都は,持ち込まれたゴミを中間処理作業(細かくしたり砕いたり)で容積を8分の1程度にして,さらに焼却後,再度高温焼却(1200℃)してスラグと云う黒い砂粒状にすることによって容積を40分の1程度に押さえられる方法を実用化に向けて開発中です。これが実現すれば,スラグは建設資材の一部としてアスファルト舗装に使うことができるため,廃棄するゴミが皆無になるという夢のような話,1日も早い実現を希望します。

東京都廃棄物埋立管理事務所

http://www2.kankyo.metro.tokyo.jp/tyubou/

 

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