名古屋の路上ライブの聖地「ナナちゃん人形前」一帯は、時節柄、夏休みと云うこともあり、普段は見かけないイベント「屋台村」が出現しており、通路は狭く周囲の警戒(公道はお巡りさん,アーケードは警備員さん)も厳しくなっていることもあり、場所を金山総合駅前に移し,駅前にある名古屋ボストン美術館前広広場に隣接した駅前広場でいぶきがツアー初ライブを披露しました。
ライブ中ずっと、言語明瞭意味不明の面白いお客さんがいましたが、いぶきが晴れた空の下,とっても気持ち良さそうに歌っているのを観るとこちらも気持ちが良くなってきて,気分はもちろん「ゆったリラックス」,なかなかライブがいいカンジになってきたところで,突然チャリンコに乗ったお巡りさんが登場,曰わく,道路の一時使用許可(公道上での使用許可は個人で申請しても許可は,まず下りない)が出てない以上,通路の妨げにならないとか,音量の大小は問題ではなく,撤収しなさいとのこと。どうにもならないので撤収していると,帰りがけにシブキに激励の言葉を残して立ち去ってくれたのがちょっぴり嬉しかった。さらに,たまたま聴いていてくれたボーイスカウトのリーダーである師団長さんが,若いときは,リスクを畏れず青春を謳歌しなさいなんて優しい言葉をかけてくれた。
その後,金山総合駅前を後にして今度は、名古屋随一の繁華街、栄交差点角にある広小路広場に場所をうつしてライブ再開、今度は竹内真さんのライブが始まりました。バラードやラブソングの心地良いリズムが流れ,自然で高音域に伸びやかでキレイな真さんの歌声が広場に響きます。歌詞が分かりやすいのがとてもいいカンジです。はじめ足早でなかなか足を留めてくれなかった通りの人達が、少しずつ少しずつ生音に足を留めて耳を傾けてくれました。通りすがりのカップルやOLさん,お母さん達。
でも,心を込めて歌う唄って、やはり相手に届いて心を動かすぐらいスゴイものだと云うことを目の当たりしました。はじめ冷やかし程度に遠巻きで聴いていた高校生のお兄さん達やOLさんが熱心に聴いてくれてCDを買ってくれた上に,激励や労いの言葉までかけてくれたのは,そばで観て居てとても心温まる光景で嬉しかった。やはり, シブキってスゴイです! そういえば,「ナナちゃん人形前」近くでライブ場所の情報を快く教えてくれたTOKIOの山口くん似の路上詩人のマコトさん,ありがとうございました。ありがとう名古屋
詳しくは全国路上ライブツアーブログ「シブキ」2005夏
Copyright (C) 2005 right of the image belongs to each artist.
(SHIN TAKEUCHI ,Ibuki )