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都立高校入試数学の法則<1> 連立方程式の解は絶対に整数?

[2023年3月17日 更新]
◆都立共通問題では、整数の解しか出ない
都立入試の数学。
計算問題を落とせないのはご存知だろう。
大問1の計算問題をミスする受験生はまず受からない。1問5点だ。

その計算問題のうち、毎年1問が連立方程式の計算について解説する。
加減法、代入法どちらのパターンも出されるが、分数・小数係数の問題は出ない。基本の基本なので絶対にとりたい。

そして、知っておくべきことがある。
連立方程式の解は、xもyも整数しか出ないのだ。
分数になったら、間違っていると思ってよい。

25年間の過去問解答を列挙したので見て欲しい。
2023年 x=2 y=-1
2022年 x=9 y=2
2021年 x=-1 y=6
2020年 x=3 y=5
2019年 x=4 y=6
2018年 x=2 y=6
2017年 x=3 y=4
2016年 x=2 y=5
2015年 x=4 y=-1
2014年 x=-9 y=4
2013年 x=2 y=-1
2012年 x=3 y=-5
2011年 x=3 y=-1
2010年 x=2 y=1
2009年 x=-7 y=6
2008年 x=9 y=6
2007年 x=-1 y=4
2006年 x=2 y=-1
2005年 x=2 y=1
2004年 x=-5 y=4
2003年 x=3 y=-1
2002年 x=7 y=2
2001年 x=-5 y=1
2000年 x=2 y=3
1999年 x=1 y=-4


他にもこんな法則がある。
・解は0にならない。
・2ケタの整数にはならない。
・x、yの両方が負の数にはならない。
 ・解が2、1、-1、-2になることが多い。25年間で22回も出ている。

覚えておこう。

なお連立方程式の文章題は21世紀に入ってから、都立入試には一切出ていない。
都立高校入試に限っては、いまさら中1、中2の教科書で文章題の復習する必要はない。

都立入試で点を取るのにはコツがある。
規則性を見つけ、効率よく勉強する方法をこのblogでは教えていく。

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