[2025年3月20日更新]
保護者にとっては気になる高校で年間にかかるおカネ事情。
授業料以外にどのくらいかかるか。
都立高校と私立高校ではどのくらい違うのか。詳しくお伝えする。
◆2024年度の費用、エライ差がある
以下は2024年度の青井高校のもの。
入学料 5,650円
授業料 118,800円
学年積立金 30,000円
PTA会費 3,600円
教科書等 19,059円
制服(男) 49,555円 / 制服(女) 51,365円
上履き・体育着等 27,400円
合計 254,064円(男) / 255,874円(女)
他の都立高校もほぼ同額だろう。
制服がない学校は、もちろんその分だけ安くなる。
私立高校はどうだろう。
豊南高校のものは以下
入学金 250,000円
施設拡充費 100,000円
施設補修費 120,000円
PTA入会金 5,000円
授業料 468,000円
旅行等積立金 62,000円
副教材費 116,000円
PTA会費 15,600円
生徒会費 9,600円
口座振替手数料 800円
制服(男) 81,755円 / 制服(女) 83,845円
上履き・体育着等 18,180円
合計 1,246,935円(男) / 1,249,025円(女)
都内在住であれば、私立高校の授業料は484,000円まで助成される。
都立高校の118,800円ももちろん全額助成される。
私立成立学園高校も見てみよう。
入学金 250,000円
施設費 100,000円
空調設備維持費 10,000円
教育充実費 60,000円
後援会入会金 9,000円
PTA入会金 3,000円
授業料 444,000円
旅行積立金 266,000円
教材諸経費 196,400円
後援会会費 20,400円
PTA会費 6,000円
制服(男) 84,350円 / 制服(女) 88,585円
体育着等 23,000円
通学カバン 9,405円
合計 1,481,555円(男) / 1,485,790円(女)
大学附属校の中央大学杉並高校も見てみよう。
入学金 290,000円
施設設備費 290,000円
後援会入会金 10,000円
生徒会入会金 5,000円
授業料 498,000円
積立金 110,000円
生徒会費 10,000円
制服・体操着・教科書 約140,000円
合計 約1,353,000円
私立の方が高いのは明らか。
都内在住であれば、私立高校の授業料は484,000円まで助成される。
都立高校の118,800円ももちろん全額助成される。
授業料助成後の、初年度にかかる費用合計は以下。
都立青井高校 135,264円(男) / 137,074円(女)
私立豊南高校 778,935円(男) / 781,025円(女)
私立成立学園高校 1,037,555円(男) / 1,041,790円(女)
私立中央大学杉並高校 合計 約869,000円
成立学園がズバ抜けて高く見えるが、旅行積立金(266,000円)を1年次に全額徴収するため。
それでも私立高校はやはり高額。
「授業料無償化だから都立も私立も費用は同じくらい」と誤解してたら後で腰を抜かすことになろう。
私立の方が、初年度だけでも60~90万円は高額になる。
なお、都教育委員会の発表している数値は、積立金・教材費・制服代・PTA会費などは含めていない。
見やすい数値だけ見て、誤解しないように。
繰り返す。私立高校の方が費用は高額だ。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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