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【都立理科】発熱反応・吸熱反応は出るか

[2022年10月14日 更新]
一般に、化学変化が進むと熱が出入りする。
その化学変化を発熱反応、吸熱反応という。

中学校で学ぶもので試験に出るのはたいてい発熱反応である。
 鉄+硫黄→硫化鉄
 鉄+酸素→酸化鉄

あたりは定期試験に頻出だ。

一方の吸熱反応。試験に出るのはこれくらいだろう。
水酸化バリウム+塩化アンモニウム→塩化バリウム+アンモニア+水

では都立高校入試でも出されるのか。
過去15年分の入試問題を調べた。

◆15年で一度だけ
2018年度に以下の問題が出た。
「酸化カルシウムと水の化学変化が起こるときの熱の出入り」がどうなるか。
2択×2の問題。選択肢は
・周囲に熱を放出する。
・周囲から熱を吸収する。
もちろん前者の発熱反応が正解だ。



それ以外の年度では出ていない。
想像していたよりずっと少ない。
定期テストや模試では見かける問題だからかもしれない。

この頻度では2023年度も出ないだろう。だが入試に絶対はない。
「塩化アンモニウム」という用語が出てきたら吸熱反応(周りの温度が下がる)、それ以外は発熱反応と覚えても構わない。
あくまで高校入試に限ってだ。


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