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都立推薦 面接で満点を取る方法

都立の推薦入試は調査書点(内申点)が50%を占める。
よって、内申点がある程度なければ、絶対に受からない。

日比谷高校なら、オール4では絶対に不合格だ。
ほとんどの受験生がオール5かそれに近い点だからだ。特に女子はオール5が半数近くはいる。

だが、オール5でも落ちる奴はいる。4が2,3個あっても受かる奴もいる。
この差なら小論文と面接点で逆転できるのだ。

今回は、面接で高得点を取る方法を教えよう。


◆推薦で受かる奴は、すぐ分かる
うちの塾にも色んなタイプの中学生がいる。
が、私にはどの子が受かるかは分かっている。そして例年、それは的中する。

はずれることもあるが、それは「受かると思ってた子が落ちる」ケースだ。本番で上手くいかなかったようなパターン。
「落ちると思ってた子が受かる」ことは絶対にない。


推薦で受かるのはいわゆる「陽キャ」である。
トップ校であれば、暗いオタクタイプで受かる子は少ない。
(中下位校ならこれは当てはまらない。理由は分かるだろうか?)

それは、面接点には担当官の主観が少なからず入るから。

採点基準はもちろんあるが、身だしなみを含めた見た目は大事だ。これで加点は十分狙える。

推薦入試は「勉強はもちろん、それ以外のことにも積極的に取り組めそうな生徒」が望まれる。
ガリ勉タイプは求められない。そういう子は一般入試でわらわら入ってくるからだ。

イケメンやかわいい子は有利だ。これは仕方がない。
ブスっとした表情の子より、明るい雰囲気の子の方が誰でも好きだ。面接官だって同じ。
学校の先生はこんなこと絶対に教えてくれない。でも事実なのだ。見た目を意識しろ。

たかだか5分や10分で相手のことなど見抜けない。
面接官は教師であって、人を見抜くプロではないからだ。



よって、受かりたいなら以下をやるべき。
・髪型はさっぱりさせる
男子なら絶対に短髪(ボウズはいまいち受けがよくない)、女子も短くするかきれいにまとめる。
髪質がよくないなら、思い切ってばっさり切る方がいい。
髪は面接前日に切るよりも、3~4日前に切る。いかにも「面接なので昨日切ってきました」はすぐ分かる。

・自分の表情を知る。笑っている時、真剣な時にどんな顔をしているかを鏡を見て知れ
面接官はその顔を見て採点するのだ。特に男子は鏡を見ない。普段から机においておけ。

・顔をきれいにする
化粧は好まれない。
でも肌がカサカサはよろしくない。化粧水をつけて保湿しておく。男子も同じ。
肌が見えるのは手と頭部しかない。よく見せろ。

・メガネは外せ
どうしてもガリ勉タイプに見えてしまう。
上位校なら、受験生がみな頭がいいことは面接官はわかっている。見た目の印象を少しでもよくするためだ。
<例外>下位校なら、メガネをかけろ。理知的に見せるといい。

・背中を伸ばせ
これはかなり大事。「姿勢がいいのは七難隠す」というくらい自分をよく見せられる。
姿勢が悪いなら今から直せ。一生モノの財産だ。お金もかからない。

・長くしゃべるな
「話が短いと失礼だ」と考える必要はない。聞かれたことに答えればいい。
そして一文を短く話す。
「~をして~だったので~でしたが~ということがあり~と思って~したので~になり~と思いました」ではなく
「~しました。
~だったので~でした。
~ということがあり~と思いました。
~して~になりました。
 そして~と思いました。」
と区切る。文が長いと聞いているほうは、前半のことを忘れる。

・志望動機は熱く語れ
必ず聞かれる。自己アピール、点数を稼ぐチャンスをくれるのだ。活かさない手はあるまい。
何を言っているかなんて、みな大差ない。
本当に入りたいという熱意を熱く語れ。面接官の目を見ろ。今後の師になるかもしれない人だ。
(「じゃあ何を言えばいいですか」なんてバカな質問はしないでほしい。そんな不合格確定の質問をする者を相手にしたくない)

もちろん上記は私の主観だ。
やりたいならやればいいし、イヤならやらなければよい。好きにしなさい。

やる場合も、「サイトに書いてあったから仕方なく」なんて人のせいにするな。「自分でやりたいと思った」を理由にせよ。
それが力になり、面接での発言に力が増す。

私ならそうする。それだけだ。

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