とりぶーの在宅介護日記

乳がん12年目の再発。治療から緩和へ移行中の母の在宅介護中のできごとから、父の前立腺肥大、悪性リンパ腫。

③ドクハラ(緊急)

2006年09月14日 | ドクハラ
この日はなんだか母の痰がうまく取れず、クリニックへ行って
痰を取ってもらいたかったみたいだが、
父にはそうは聞こえず、痰が取れなくて苦しんでいるから来てくれ!と
私も呼び出された。

動揺している父もそのまま先生へ伝えたため、
緊急で往診してくれた。
電話して30分で来てくれたので、対応の良さに感激した。

しかし、聞くと、父が電話したら痰の吸引機を持っていないから
近所の病院に連絡してみるからちょっと待ってくれと・・・言われたらしい。
結果、看護士さんが私物で持っていたようでそれを持って現れた。
おいおい、在宅酸素使ったり、痰が出るような吸入用の薬を自分が手配しているんだから
吸引機くらい用意しておいてもよかったのでは!????と疑問に思った。

先生到着 20:30
来るなり、慌てた様子
先生「水をコップに用意して!」
ソファでぐったりしている母の口の中へ痰の吸入器を入れた。
が、始めてだったのもあり、母は抵抗した。
先生「押さえて!押さえて!」の繰り返し。

意識のしっかりある母を押さえつけ無理やりカテーテールをつっこもうとするが
母は無意識に手で拒む。
てこづっってることに少し逆切れ気味。
「ごめんなさい、ごめんなさい」と苦しいこと、先生のやろうとしていることを
邪魔してしまって申し訳ないということから何度も何度も誤っていた。
が、最終的には無理に押しこんでほんの少しだけ吸って終わった。

で、吸引機が置いて行くから使ってくれとだけ言って置いていった。

このへんから、不信感が出た。
緩和なのに、無理やり拷問のように対処するものだろうか・・・
本当に拷問にしか見えなかった。
母のペースに合わせることなく、先生のペースでどんどん突き進んでいた。
いっしょに同行していた看護士はたたそれを見守るだけ。

この行為を見てから、他の病院へ転院することを考え始めた。

もちろん、他に転院する原因はあった。
それは続く・・・



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