
うん。それなんだよな。それでこれまで漢和辞典を使わずにきた。漢字の意味を調べるときなんかも、基本的には漢字いち文字の意味などわからずとも良いわけで、熟語や文の中での意味を知りたければ国語辞典で事足りる。
よしんば漢字一文字の意味を調べなくちゃいけなくなっても、中高なんかで出てくる漢字だと、概ね「その文字を使った熟語」なんかが頭に浮かぶ。それを国語辞典で調べれば漢字の意味も類推できるというわけ。
思うに日本における「漢字辞典」ってのは「素の学問」に近いのかなあ。「意味を調べる」というよりも、学説やらを含めて楽しむ感じだものな(漢文を読むときは単純に調べるツールとして使うんでしょうが)。
英語なんかだと、接頭語・接尾語を調べたり、意味の変遷を調べることで単語のニュアンスが分かり、そしてそれによって単語の覚えやすさに違いがでてきたりする。漢字の場合は「そこまでしなくちゃならない漢字は覚えている必要がない」ことも多いしな^^。
自転車も、囲碁もそうなんだけど、「漢和辞典」が趣味に加わって、やはり「若い頃に覚えなくて良かった」と思っていたりします^^。こんな楽しみにかまけていては、とても普通のお勉強なんてやっている暇はなかっただろうからなあ。
ま、そうは言っても「読書」には熱中して、結局中高時代も「ひたすら勉強」ではなかったわけだけれども…。
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