
『新漢和大字典』の「解字」欄によれば、熊は「会意」。「能は、ねばり強くて長くもえる獣のあぶら肉のこと。熊は『能+火』で、肥えて脂肪ののったくまの肉がよくもえることを示す」。
まじっすか。
まあその後に「熊は、昔、火の精である獣と考えられた」なんて記述でフォローしてるっぽいんだけど… やっぱりフォローしきれてないよなあ^^。
ちなみに『漢辞海』などでは「形声」ということになっている。くまくん、かわいそうだし、個人的には「形声」説を採ろうかと思う。
『新漢和大字典』は意味の定義からして結構かわいそうなんだよな。曰く「くま。山に住む雑食性の猛獣。その肝は『くまのい』と称して薬用に供し、手のひらの肉は珍味とされる」。
喰うことばっかりじゃんね。
米田 一彦
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