ど根性系障害者は頑張って生きていくぞ!!!~高次脳機能障害その他症状てんこ盛り障害とともに~

交通事故で負わされた高次脳機能障害等とともに3年ぶり復職できたけど、次の目標を探しながらまだまだ頑張る奮闘ブログです。

精神障害者保健福祉手帳を取得しようと思うんだけど(2)

2010年09月12日 10時53分07秒 | 日記
 精神障害者保健福祉手帳を取得しようと思うんだけど、別に差別する意識は以前からなかったけど、まさか自分が取得する日が来るとは思わなかった。これを取得するとどのようなメリットがあるのか、どのようなデメリットがあるのか、また、取得するべきなのか、ということについて病院の相談室に言って聞いてこようと思います。もちろん聞いたとしてもすぐに理解できるかどうかわからないんですけどね。


 ここのところ回復してきたのかと思っていたんですけど、結構視力が一定しなかったり、視野がぐるぐる揺れ動いたり、記憶力や判断力が低下していたり、と回復とは逆方向に進んでいるような気がします。完治することは不可能だと諦めていますが、悪化することまでは想定していなかったんです。でも、歩行バランスとかもここのところ極端に低下していますし、心配だな。


 健常者の通常の成長とかであれば、一般的なことなので、誰に聞いてもわかることなのですが、高次脳機能障害の進展については、実際には、定型的なメニューはないから、お医者さんもわからない部分が多いんですよね。
 成人病には気をつけていましたし、バイクも安全装備については完全だったし、安全運転していたので、こんなことになるとは思いませんでした。健康体で老衰で死ぬ日が来るものだと思っていました。


 事故前は手先が器用で、自動車とか家とかに関しては大抵のことは自分でできていました。でも、今では満足にできません。何とかテレビの台を製作したり、手すりを増設したり、がんばってみましたけど、かなりレベルが落ちていました。
 違うところを切ったり、違うところに釘を打ったり、違うところにビスを打ち込んだり、と素人レベルでは合格なんでしょうけど、ぼくはプロレベルでできていたんです。自動車の整備も普通にできていたことが、今では洗車、ワックスがけがいいとこです。悲しいな。


 僕は家族の大抵のことは対応してきたつもりです。これからもそういうつもりでいました。でも今ではすっかり面倒を見てもらっています。妻がこういうことになったら、ちゃんと面倒を見てあげるつもりだったし。
 でも、それもできそうもないんだ、と思うと本当に悲しい。外見は普通に見えるのが、この障害の特徴ですから、ぱっと見は「がっちりした体格の男」にしか見えないんで、やっぱり杖は手放せないな。