既得権益の怖さ

ごめんなさい……

のっけから、びっくりさせてしまいましたね。
実体験の話なんです。

以前にお話ししたと思いますが、
心臓を患っていて、身体障害者一級となっています。

といっても、生活する上で特段の不便は感じていません。
ペースメーカーが順調に働いていてくれますので、
仕事もそれなりに、こなしていますし。

既得権益……
自分には無縁なことと思っていました。
というより、唾棄すべき恥ずべき事と思っていたのです。

それが…
今、色々の施設で便宜を図ってもらっています。
公営の施設やら、民間企業においても
様々な優遇処置があるのです。

具体例で言うと、……
こんなことを書くつもりじゃなかったです。

ごめんなさい…
慣れっこになっていました。
施設等で、無料入場やら半額入場やらを、利用しました。
なので、何の優遇サービスを受けられない場所で、つい
「えっ！　何もないんですか？」
と、聞いてしまったのです。

まさしく、既得権益に、どっぷりと浸かっていました。
正直、ショックでした。
唾棄すべきことと、あれ程に罵っていたことを
自分がして、言ってしまうとは……

怖いものですね、ほんとに。
そしてそれを打破するのは、並大抵のことではない、
つくづく実感させられました。

［感謝］の気持ちを忘れてしまっては、
鬼畜、畜生の部類ですよ。