昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム ~焦燥編~ ( その死 )

2024-08-26 08:00:57 | 

病死というわけでもなく
自然死というわけでもなく
他殺死でも 事故死でもない

その死……


ギラギラと灼けつく太陽
その下の砂漠で 水を失っても
ひとが
生き得る時間は?

太陽も月もなく
雨も風もない
そんなとき いつまで
孤独に耐えられる?

その死……


無音の部屋のなかでの
光が失われたなかでの
飢えと渇水による

その死……
 

                                
(背景と解説)          

事象は理解してもらえると思いますが、心象は不可解ですよね。
正直のところ、わたしにも分かりません。
ただ単に言葉を羅列しただけのことなのか、それとも意図を持って配置したことなのか、分からないんです。

罰? を意識しているのでしょうか。
飢餓地獄? と考えても見たのですが、違和感がありますし。
当時は、地獄に意識があったようなのです。
無音と闇、地獄でもないみたいですし。

二十歳前後というのは、自分のことなのに、さっぱり分かりません。
不思議なのは、そんな自分でも、何とか社会とうまく向き合ってこれたということです。
昨年でしたか、いや、やめときましょう。
自分のことが分からないのに、他の人ことなど分かるはずもありません。



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