昭和の恋物語り

小説をメインに、時折よもやま話と旅行報告をしていきます。

ポエム 黎明編 =出せなかったラヴレター=

2023-03-31 08:00:42 | 

 

 

 

 

好きです

 

 

 

 

びんせんの中央に 
ちいさく ひと文字

つくえの上で 
埃をかぶってる

いくどか封をして
そして開いて

あなたの知らぬところで 
しゅんじゅんしていた ぼく 

そしてあすには
嫁ぐあなた 

きょうという今 
また封をする 

出すことのない ラブレター

 


=背景と解説=

少女趣味に思われるかもしれませんが、よく言われる「恋にこいしてる」状態かな、と思うことがありました。
醒めてる、という思いがぬぐえないでいました。


どうもね、悲劇のしゅじんこうになりたがる自分がいるんですよね。
というか、ひげきの主人公になってしまう自分が見えてしまう? 


いや、そこに至るのではないのかと不安になってしまう。
ナルシスト……そういうことなのでしょうか。


とにかく、自分が好きですきでたまらないのです。
いや、好きでいなければ生きていけなかった? 
…………



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