松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

大塚国際美術館

2009-02-26 23:19:03 | 旅行
あのオロナミンCドリンクとボンカレーでお馴染みの大塚製薬が、創立75周年記念事業として設立したのが、この「大塚国際美術館」。
 
大塚薬品の工場は紀伊水道に面していて、白浜海岸がずっと海峡まで続いており、その白砂でタイルを作り建築用として販売するつもりだったとか。1971年のこと。

1メートル角の陶板を歪みなしに作るということは非常に困難で、当時アメリカでは20枚中19枚が不良品になり、1枚だけが合格するという状態であったのに対し、当社は100パーセント合格の商品を完成させるに至った。

ところが、昭和48年(1973)石油ショックという異常事態の為、「陶板に絵を描いて美術品の方に移行しよう。」ということになり、1M×3Mという大きな陶板が無傷で焼けるようになった。

ここの陶板は1300度で特殊技術をもって焼くため、2000年経っても変わらないであろうとのこと。

見事だった。しかも展示作品が1000点を超えるというのには驚嘆した。
ゆっくり見るには一日あっても足らないかも。そいいう意味では、あのルーブル美術館は一週間あっても足らないかも。

本物があっての陶板絵画だが、素晴らしい

どっちでもいい話だが、私は本物を先に観て後こちらを観るほうが素直に受け入れられるという感覚がした。
幸いなことに、ルーブル、オルセー、ウフィッツ、ヴァチカン、聖フランチェスコ教会、サンタ・マリア・デッレ・グラーツィエ教会(最後の晩餐)、プラド、ソフィア(スペイン)、ゴッホ美術館などで目にしたことがあった作品もあり、感慨深いものを感じた。っていうのは単なる思い過ごし? (22日 日曜日の話)







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4 コメント

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本物を (yado)
2009-02-28 18:07:24
個人的な意見ですが、本物をみれるのであれば、本物が先の方が良いと思いますね。
本物にかなうものは、ないと思います。

ただ、学生さんとかで、美術の本とかで楽しむ人や、雰囲気を楽しむ人、そう言う人は、大塚国際美術館に遠足とか、修学旅行とかできて、雰囲気を楽しみ、いつか本物をみてみたいと思うのも、また良しかも?
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yadoさま (マッチ)
2009-02-28 21:48:13
そうですね。
もっとも私なんて、美術に詳しいわけでも無論才能があるわけでもなく、ただ単純に好きかそうでもないか、何故か心惹かれる!とかといった調子で鑑賞しているだけのことですから、他愛のない意見で~す。
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美術鑑賞・・といえば! (タッキー)
2009-03-01 11:56:10
しばらく PCから離れておりまして、本日まとめて読んでおりますが、  ルーヴル!来てますね、上野。 ダニエルオスト 高島屋 ああぁ、わたしゃ、も少しゆとりが欲しい。見に行きターイ。 オスト招待券ありますが 送ろうか? 9日までです。 
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タさま (マッチ)
2009-03-01 23:27:33
招待券!大好物
ありがたや有難や

送ってくれますか

「ゆとり」ねえ商売人はそうそうないもんねえ  ただ健康にはほんと!!気をつけて
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