松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

ルーヴル美術館展 美の宮殿の子供たち

2009-04-26 20:54:14 | 芸術鑑賞・文学・音楽・映画など
国立新美術館。

BC3000年から、AD1800年代の作品が展示されている。

宮殿では男児も8歳くらいまで、女の子のような髪型とスカートを身につけさせていたという音声ガイド 何故?
何枚かそういう絵があったが、注釈がなければ男の子であるとは全くわからない。

写真は ティツィアーノ・ヴェチェッリオ作。
「聖母子と聖ステパノ、聖ヒエロニムス、聖マウリティウス」。
 
聖母子を取り囲む聖人たちの集団肖像画は、ルネサンス期によく見られる聖会話のジャンルに属し、先行する画家たちの左右対称を重んじた静的な表現とはまるで異なっている。
また、優しい眼差しと聖母マリアの胸にあてた右手にイエスの手が触れていることがもたらす生き生きとした構図によって、聖会話に新しい息吹を吹き込んだのであるとの解説。
つまり、彼らと信者とを近づけるという効果をもたらしたのだという。
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4 コメント

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素朴な疑問 (N-desu)
2009-04-29 21:24:17
音声ガイドでは女の子の格好をさせた理由を説明しなかったのでしょうか?
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ソウナンデス (マッチ)
2009-04-30 20:47:39
理由の説明はありませんでした。藤村俊二のナレーションでした。
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聞いた話では (N-desu)
2009-05-01 14:42:04
男の子の死亡率が高かったので、女の子のように無事に育つようにとの願いをこめて、小さいあいだは女の子の格好をさせたらしいのですが…単なる俗説かも知れません。
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なるほど!! (マッチ)
2009-05-02 00:11:13
日本でも男の子のほうが、育ちにくいという話は聞いたことありますね。

宮殿の子供たちだけで、一般家庭ではどうだったのでしょうね?
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