松田敏子フラワーデザイン・徒然ローズガーデン

予定より長生きしている今を憂いながら、怒りながら、笑いながら楽しむ。

復興支援

2014-03-14 07:24:42 | その他
復興支援のコンサートが、まもなく200回を迎える チェリスト土田英順さん(77)


交通費も宿泊費も謝礼も受け取らない。

お呼びがかかれば、20人で満席の小さなカフェでも演奏する。


北海道の各地で開いてきた東日本大震災復興支援コンサートが、4月にも200回を迎える。

日本フィルや札幌交響楽団の首席奏者を歴任した。

震災にいてもたってもいられず、3月末に札幌のホテルであったワインパーティーで

「20分だけでも」と、弾かせてもらったのが第1回だ。


小さくても自分にできることを。

その思いで続け、これまでの演奏会で集めた募金は、1650万円。

「じいたん子ども募金」を作り、被災地の学校に楽器を贈り、子供の遊び場を作った。

使い道は1円ももらさず、地元紙のブログにつづる。


奏でるのは岩手県大船渡市の被災地で見つかったチェロだ。

「このまま捨てるのは忍びなくて」。

追悼演奏のため大船渡を初訪問した一昨年秋、津波で亡くなった持ち主の友人から託された。


活動費は年金と貯金でまかなう。

移動は主に高速バス。

支えは被災地での出会いだ。

立ち寄った居酒屋で働いていた女性から「母を失い、自分で穴を掘って埋葬した」と聞いた。

寂しげな微笑が忘れられない。

「涙ひとつこぼさず立派に働いておられて。私だって弱音は吐けません」。


活動は、被災地に元の暮らしが戻る日までと決めている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・13日朝日新聞朝刊より





チューリップ  ”アルマーニ ”

 
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