遠野なんだりかんだりⅡ

遠野の伝承芸能・民俗・歴史を書きたい時に思いついたままに

2024 黒森神楽秋季公演後編

2024-10-08 08:27:25 | 郷土芸能

日曜の夜から断続的に降っている雨、稲刈り真っ盛りのこの時期には、

コンバインメインと云いながらも恨めしい雨です。

でも松茸には恵みの雨かも?・・・・

 

茅葺き屋根の家の下にある田んぼ、今年も耕作されていませんでした。

それでは、黒森神楽後半の部です。

 

二幕終わったところで、御花御礼口上

山間地では稲刈り時期でもあり、また、あとで知ったのですが、

大槌町ではミライ芸能祭というのがあったようで、用意された座席に若干の余裕が

ありました。次回は、ぜひどうぞ!

 

ここで、紅白の柔らかい御餅が振舞われました。

家の持ち帰ったら、ばあさんが食べたようで昨日のお昼にはありませんでした。笑

 

3幕目は浦島

 

釣り関係ということで沿岸では、恵比寿舞を披露することがほとんどだと思います。

 

最初の三番叟といい、この浦島も2017年の遠野公演で舞った演目です。笑

 

その時のブログを確認したのでわかったことで、演目の内容は既に忘れていたので

新鮮でした!笑

 

2017年3月の拙ブログパートⅠに当時の様子が載っています。

最初に釣り上げるは、お銚子と盃のはずが、これは何?と考えていたところ、

思い出しました、山の神舞などの合間に、皆さんに振舞われるお酒を入れる器です。

今回の山の神舞の合間にはコップ酒でした。コロナ対策かな?

 

最後には女性を釣り上げました!

 

女性のお父さんは龍神

 

ぜひ、うちの娘の婿にと嘆願され、

 

夫婦として海中で生活をすることになりました。

恐そうなお父さんなので、断れなかったのかもしれません。笑

 

そのうちに浦島は故郷に帰りたくなり、奥さんから玉手箱を受取り、

 

帰ってから開くと、おじいさんになってしまったとさ。

 

と云う例の浦島太郎の話です。

爺さん太郎の踊りと松本会長の唄が良かったので、

お客さんの手拍子が、もうちょっと欲しかったかな?笑

 

胴がM川さんからT中さんに代わりました。

 

最後の演目、せつるぎ

 

黒森神楽さんの勢剣の舞は初めて観ました!

 

早池峰神楽系でも観られる演目です。

 

胴が代わったのは出番だからでした。

 

三人くぐりっこのメンバーです。笑

 

なんとか飛び越えましたが、なんだか、怪しいぞ~!笑

 

何とか演じ切りました!

 

おおよそ2時間、最後に権現舞。

 

お客さんや身内の人達をカミカミして終了。

この後、大槌の「だぁすこ」でトイレ休憩を挟んで5時前には遠野着。

ちなみに「だぁすこ」には松茸がありました!

でも、昨年から稼ぎが悪いので、買うのを我慢しました。涙

コメント (6)
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