<川は流れる>

Reiの好きなこと、ここだけの話

つづき。

2012年07月12日 |  ブログ
消防隊と名残惜しい別れをしてしばらくした時のこと。

細いどんつきの道があって(T字路)そこを左に曲がろうとしました。
そしたらそこが一段低くなっていたのか、
両側から水が来て、そのどんつきのところで渦巻いていたのです。
わからずに突っ込んだら足を取られた!

どこかに掴まろうにもつかまるとこなし。
水の勢いがすごくて、足が進まない。必死で足を踏みしめながら
抜け出したけど進めない。
とにかく、ここを脱出しないと溺れる。

そこからは真剣に人に助けを求めることを考えました。

見ると、玄関が一段高くなっている家がありました。
その家に飛び込み、
「すいません!電話を貸してください。」と頼みました。
快く貸していただき家に電話しました。
そしたら、自家用車などないうちは迎えに来てくれるわけでもなく
仕方なく、そこに留まらせてもらうことになりました。

玄関先に立っていたら、軽トラが一台到着。
誰かを迎えに行った帰りだったらしく、
私を見つけると、家まで送ってくれると言ってくれたのです。
ああ、もう助け舟とはこのこと。
大人は親切と初めて思いました。

そこは家と学校のちょうど中間地点でした。(家↔学校間は4~5kmくらいあるかも)
遠いし、水で通れない道もあるだろうし、申し訳ないので
最初は「いいです、水が引くまで待ってます。」と言ったのですが、
いいからいいから、と言って送ってくれました。

命拾いしましたー。

この水難で学んだことはいっぱいあります。

見知らぬ人への親切。
水の力の強さ。
危機管理能力を高めること。
なんでも自分でできると思わず人に頼ること。

そんな感じですかね~・・。
それにしても、あの汚い水に長時間浸かってよくどこもどうもならなかったものです。

15才の今頃の季節のお話です。

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4 コメント

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Unknown (blues)
2012-07-12 20:35:22
決着ですね。
でもニュースからは目が離せません。
今回は本当にすごいです。
痛ましい状況もありつらい思いで見ています。
Reiさんは大丈夫ですか?
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こんなに強い (Rei)
2012-07-12 21:28:05
雨が降るとは・・って感じです。
今も時折強く降り、雷が鳴り響いています。

明日まで降りそうということで、さらに警戒しないといけませんね。

今日実家に行ったら、認知はいってる父が、「いつ雨がふったつや?(降ったんだ?)」と言ってたそうです。
いいなー^^。
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生きてて良かった (aiju)
2012-07-15 20:27:09
15歳 微妙な歳ごろの大変な経験でしたね
身体の成長を見て もう一人でなんとか出来るだろう
と思う大人もいただろうし…
でも 中身はまだ経験の未熟な子供なのに…
そんな年頃だと判ってるはずの先生方の対応に
ちょっと腹がたちました
ひとつ間違ったら 今のReiさんはいなかったかも
生きてて良かった!
今ニュースに出てくる水害の地が、馴染みの有る土地ばかりで
水の威力に呆然としています
梅雨はまだ終わってないので お互い油断はしないでいましょうね
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aijuさん (Rei)
2012-07-16 11:45:37
ありがとうございます^^。
こういう経験を忘れないようにしないといけないと思うんですよね。

天災も人災になり犠牲者が増えることがあります。人間は経験を礎にして成長する動物なんですよね、それを肝に命じたいと思います。
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