2番目の楽しみ

ラン歴20年目を迎えた古希男子。楽しいと感じるうちは思い切り!

筋肉痛

2017-12-18 16:17:10 | そば

 昨日は12月恒例のそば教室。

 12人を2人組3卓に分けて,2回打ってもらい,

 そのあとに私の「作品」?を試食してもらう会。

 朝9時から始めて12時にほぼ終了した。

 調べてみたら,もう9年目だった。何につけても月日の早さよ。

 「生徒」さんが打つのは1kg,つなぎを入れない「生粉」きこ打ち,(10割蕎麦)

 という,普通はやらないプログラムだ。

 とんでもないという人もいると思うけど,(量が多い,つなぎなし,一気加水など)

 自己流なので気にしない。

 毎年これで皆さんは十分満足してくれている。

 

 昨日は経験者が数人いたのでやりやすかった。(スピードという点で)

 普通初心者は500gくらいでやるものだけど,この方式だと(2人で分けるので)

 自分の打ったそばを持ち帰ってもわずかになるのと,ある程度の量を

 打たないと色々な基礎技術にごまかしがきかないので,多めの量で売ってもらう。

 このほうがかえって面白いのである。経験者でも家で1kg打ったことがある人はあまりいない。

 

 昨日は二人面白い人がいた。一人は若い男子,多分30歳くらい。

 初めてだけど「包丁」が抜群に上手い!

 幅はそろっているし,細目に切っていた。

 包丁が切り終わって切り板に「ポン」と立てる音が良い。

 見ていてほれぼれした。独身のようだったけど普段も使ってるのかな。

 まあ,でも私より上手い,というほどではないように見えた。(笑)

 

 もう一人は中年の女子,粉の扱いが超慣れている。

 パンを何十年もやってますから,と職人のように軽やかな手つきだった。

 さすがに伸したり,切ったりは覚束ないところもあったけど

 自信をもって粉を触っていてこちらも見ていて気持ち良かった。

 

 試食は例年通り3種類の「作品」

 ・普通のそば ・柚子切り(更科) ・紫蘇切り(更科)

 柚子切りだけが「凡人」の出来で,あとの2つは「才能あり」クラスの

 出来だった。(プレバト風に)

 特に紫蘇切りは細さもコシも自己採点では満点に近い。

 柚子切りは50点。水回しがうまくいかず,こねるのに苦戦した。

 

 それでもやっぱり一番人気は柚子きりだった。

 今回は1.4kgに柚子を7個くらい使用したので,色が素晴らしく

 細さやコシで難があったものの,柚子の一番人気は毎年のことだ。

 

 終わって帰宅し道具を片付けたらどっと疲れが。

 3時に起きて試食分を打って,教室で2回ぐるぐる回りながら

 皆さんと打つのでさすがに堪える。年だ。

 今日は両腕がパンパンでひどい筋肉痛。

 柚子や紫蘇のそばは「伸し」にかなり力を使うので

 指の関節や腕全体がどんより重い,痛い。

 

 それでもこういうイベントが嫌いではないので,まだやめようかな,とは思わない。

 来年10年を終えたら考えてみよう。

 でも正直始まる前のワクワク感は年ごとに薄くなっている気がする。

 そして筋肉痛がだんだん大きくなってきてる。

 


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