2番目の楽しみ

ラン歴20年目を迎えた古希男子。楽しいと感じるうちは思い切り!

こちら側に入ってしまった

2023-09-05 14:59:38 | その他

北海道マラソンは走らなかった。

木曜日に手術予定となり,走ってもよかったけど自重した。

 

6月の健康診断のバリウム検査で怪しいと言われ,

近所の胃腸科で胃カメラ検査。

これも,怪しい,「5」ならガンだけど「2」なのでどちらともいえない,

専門病院で検査を受けたほうが良いと。7月の下旬。

 

さすがにそこまで言われたら「ガンにはかからないと」自信あったけど

専門病院へ。KU会という有名病院。8月第4週。

 

社内の胃がん摘出者も通っている。結果は下旬入院,31日手術。

自覚症状がほぼなかったのできっと間違いだと思っていたが

はっきりと「癌です」と言われた。

へーと思ったけど,特に不安感もなく内視鏡手術の説明を受けた。

「初期癌」で見つけてくれたのだ。ありがたい。25mmくらい。胃の下部。

でも胃がんの6割は初期癌とTVでやっていたので,ラッキーというわけでもないかな。

会社の休む段取りはついたので予定通り入院。

約1時間の手術は無事終わった。

根が浅く他への転移もなさそうで,あとは今までと変わらない生活が

約束されている。はずだ。

 

絶食の二日間はもちろん初めての体験。点滴してるので

空腹感も大したことなく,飲食しないけどトイレにはよく行った。

入院は30歳くらいの時の盲腸依頼で40年ぶり。

大部屋を希望したが,仕事の関係で大部屋ではパソコンが使えないので

個室に入ることになり,一人の1週間。面接は15分あるけど

用事もないので2回来ただけ。

胃の中を切除した違和感はかなりあるけど大した痛みでもなく

術後もこっそりストレッチとゆるい筋トレを継続してた。

看護師も見てるだけで笑ってる。

 

日曜はゴルフの中継が長時間あったのでずいぶん見たけど

あとは「アレクサ」をメインにして時間を過ごした。

 

大半は音楽のリクエスト。

笑えたのは朗読のリクエストに応えてくれたけど,棒読みの上

誤読が激しい。キンドルにリンクして読んでる本を選び,読みかけなら

そこから読んでくれる。便利は良いけど「躇って」を「ちょって」と言ったり

「金山」を「かなやま」,「左衛門」を「ひだりえもん」などと,あわててテキストを

追わないと意味が通じないことしばしば。

間も取れてないので変なところで切れたりして流れが不自然に聞こえる。

でも目が疲れた時は是でもOK.

因みに読んでいるのは,すごい長編の「樅の木は残った」。

まだ半分残っている。今年中に読み終わるかどうか。(既読本だけど。)

こういう時じゃないとキンドルを見る時間がない。

 

他には童話も読んでくれる。

病室で聞くのにふさわしいかなと思ったのは

ジャズやクラシックが多い。

スローのソウルもよい。意外に気に入ったのは葉加瀬太郎もの。

MJQやウエス。モンゴメリなども飽きない。

スマートスピーカー持ち込んでる人はどのくらいいるだろうか?

看護師さんの反応を見てると「別室だね,ここ」っていう人も

いたから少ないと思う。TVはあるけどほとんど見ない。

 

仕事を1週間も休むと何か考えが変わるかなと思ったけど

何も浮かばなかった。74歳,まだ仕事人間なのだろうか?

退院して一番に何するって「ジョギング」かな。

 

筋肉は使わないと退化するので1週間といえども甘くはないと思う。

なんで退化したくないか?もちろん元気に生きるため!

歳を重ねるほど自分に恵まれているものがあるとしたら

この体力と前向きな気持ちだと思うようになった。

いつもしたいことがあれば,もう少し続けられる気がする。

 

病室で気が抜けたときには,体にだるさを感じるけど

日常が戻ればそんな暇はないはず。

明日退院したら,夕方には会社に顔を出す予定。

この1週間の休養はもうそんなに長くない先のことを

少しは考えてみる機会にもなった。

 

2週間は食事制限,アルコール制限があるけど

うまく乗り越えて,体調が良ければとかちフードバレーのハーフに

行こうと思う。ゴルフもあと数回で終わるので,できれば

高望みで80を切りたい。欲は変わってない。

 

 

 

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