とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

「泣く」と言うこと

2007-10-26 | 日々の呟き
最近、とみに涙腺が弱くなったなぁ~って思う私。
映画、本、音楽、そしてぶーちゃんが産まれてからは元気な子供が生まれるシーンを見るだけでもホロホロきてしまう。
ちょっと恥ずかしい部分もありますが、涙は心のバランスを取るのにとてもいいという話もあるので、最近はあまり気にせずめそめそ泣いています(ヲイ)

先日、相方が今度WOWOWで放送される「私の頭の中の消しゴム」が見たいと言った。
あの映画は見たことない私ですが、原作を読んだことがあるんですよね。
非常に切なくて愛に溢れたお話なのですが、あまりに物語にシンクロしたのか必要以上に心が痛んでしまい暫く立ち直れなかったんですよね。
年をとって、色々自分にもあった分、フィクションと頭で分っていても心が入り込んじゃうみたいなんです。
それが普段の時ならすぐに収束するのですが、自分自身がへたっているときにそういう「お涙系」のものに触れるのは非常に私にとっては危険行為なんですよ・・・。
そんな訳で、どんなに物語が素晴らしくても、あまりにも辛い展開がある映画などは時と場合を選んで見るように最近は心がけているんです。
なので、相方にも「頼むから私がいない時間に見てくれ~」と頼んでおきました。
ヘタレと言ってくださっても構わないわ!!(笑)

で、ちょっとばかり興味をもったので、相方に「最近泣きそうになった「これは!」って物あるぅぅ?」と聞いてみたら面白い答えが返ってきた。

『「ホイッスル!」の最終話にグッと来たよ・・・。』

ここをお読みの方で「ホイッスル」と言ってぴんと来る方はいらっしゃらないと思いますので、軽く説明など。
『ホイッスル!』は、樋口大輔による少年漫画作品、および、それを原作としたアニメ作品。
1998年から2002年まで週刊少年ジャンプ(集英社)で連載されていたサッカー漫画。~出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』~

とまぁ、単なる漫画なんです(苦笑)
サッカーが大好きだけれども、背も低く、取り立てた才能もない主人公の少年が友人やライバル達と戦う中でどんどん成長していく・・・みたいな、少年漫画にありがちなお話なんです。
ちなみに相方が言う最終回ですが・・・簡単に言えばその主人公の少年が一番乗りに乗っている絶頂期に膝を壊してサッカーを辞めなくてはいけない・・・みたいな感じのお話の事を指しているんだと思います
勿論最後はきちんと立ち直って最終的にはサッカーを続けますよ(笑)

正直最初は「なんで漫画で!」って思わないでも無かったんです。
でもよくよく考えてみたら何となく納得できるような気がしたんですよね~。
例えば、この漫画の中に出てくるキャラクターと同じぐらいの年齢・・・中学生ぐらいにこの漫画を読んだら「こんな風に頑張ったら俺もいけるかもしれない!」とか「漫画みたいに上手くいかねぇよ!」なーんて単純に楽しめたかもしれません。
でも、今この年になってみると、またちょっと違うんです。
ノスタルジアを感じるって言うのかな~。
漫画の中の世界であったとしても改めてその世界に触れることで、かつて私達もあんな風に頑張ってきたんだよ~っていうのを再認識させられるんだと思うんです。
これもまた、漫画にシンクロしてしまうんでしょうね。
多分、かつてスポーツをやっていた相方もこの主人公の少年と同じように色々思い悩んだ経験があるんでしょう。
だからこそ、漫画とはいえその少年の気持ちに入り込んじゃって「ホロリ」とされられたんでしょうね。

そう言う意味で考えると、年を取ると涙もろくなるのって当然なんでしょうね。
自分だけじゃないんだと何となく安心したとんとんなのですが・・・皆さんはどうでしょうかね?

ちなみに最近の危険物は、明日公開の「象の背中」と言う映画のCMですよ!
役所広司のアップの表情にケミストリーの音楽が重なっただけでグググと来てしまうんです




今年、身内を亡くしたせいかこの手のものはやっぱりつらーい!!
でも凄く気になるこの映画。
タオル抱えて映画館に行くべきか、心は揺れ動いています(汗)

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