とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

学校での面接

2008-02-11 | 小学校を選ぼう!
先日、養護学校(春からは支援学校と名前を変更するらしい)へぶーちゃんと一緒に面接を受けにいった。

「面接」と言うこともあり、何気に緊張していた私。
ぶーちゃん、ちゃんと答えられるかなぁ~・・・とか、変なことしないかしら?とか、ハラハラドキドキしながら学校に向いました。

夏に体験入学して以来、半年ぶりの学校。
玄関先にはうち以外の家族もいたのですが、以前担当してくださった先生がぶーちゃんの顔を覚えていてくれたらしく、「また大きくなったねぇ~」と声をかけてきてくれた。
その明るい声にちょっとばかりホッとしたのもつかの間、保健室へと連れて行かれ身長と体重を量ることに。
知らない人に囲まれてぶーちゃん、ちょっぴり威嚇声(笑)を出していたけれどスムーズに終了。
したら「じゃ、お母さんとはここで暫くお別れね~」といって、何処かに連れられてしまった。

・・・あれ?ぶーちゃんの面接は???・・・

そう思って手渡された本日の予定表をみると面接するのは親(=私)だった

あわてん坊もいい加減にしないとね・・・(遠い目)

面接前には事務的な手続きなどの話を聞いたのですが、ここでずーっと気になっていたことがようやく判明しました。
それはランドセルのこと(笑)
養護学校に通うとランドセルは使えない・・・って耳にしていたことがあって、気になっていたんですよ。
やっぱり子供にランドセルを背負わせたいって夢があったのでね
可愛いランドセルや人気の色は年明け早々無くなってきている・・・って聞いていてドキドキもんだったんですよ。

で、結果ですが・・・別にランドセルでもいいそうなんです。
ぶっちゃけ、ランドセルでもたすきがけの肩掛けカバンでも「A4サイズぐらいのものが入る袋」で「子供が使いやすい」ものだったら何でもいいらしいんです。
でも学校で一番使われているのはやっぱりナップザックなんですって。
ランドセルを持ってくるお子さんもいるらしいのですが、日々発生する汚れ物などを入れたりするとかなりパンパンらしく(汗)使い勝手から考えるとイマイチって思われる人が多いらしい。

・・・いわれてみればごもっともですね。
学校に着いたらすぐに体操着に着替えてしまうらしいのですが、汚れた時にすぐ着替えられるように代えを学校に置いておくらしいんです。
その汚れ物なども一緒に持って帰る事を考えると、確かにランドセルじゃ小さいんですよね。
そして、「自分で開け閉めできるもの」というポイントでも確かにランドセルじゃキツイかなぁ~って思うんです。
ぶーちゃんが出来るのはせいぜいチャックの開け閉め位なのでね

って事で、あっけなくランドセルの夢は消えてしまいました(笑)
その代わりに可愛くて使いやすいナップザックをこれから捜していきたいと思います♪

で、面接です。
なんと私のお相手は校長先生だったのですが(笑)見た目通り優しい感じの方で、ついつい聞かれたこと以外にもお喋りしちゃいました。

その中で、学校側に望むことはありますか?という問いかけがありました。
私達が学校側に望むこと・・・というよりも、ぶーちゃんの将来について思うこと、それはただ一つ。
今暮らすこの場所で、人の手を借りながらも何とか自立して生活できるぐらいまでのスキルを付けてあげたい。この事に尽きるんですよね。
そう答えたら、先生が自信をもって言ってくれました。
「ここの学校を出て、人の手を借りながらもきちんと仕事について働いている人はたくさんいますよ」って。

うん、そうあって欲しいな。
現実が厳しいのは重々承知だけれど、そういう未来を実現するためにこれからこの学校で色々なことを学んでいって欲しいな。
そんな風に自然と思えました。

あとは、ちょっぴり学童についても愚痴ってきました(爆)
校長先生も今のあり方には疑問をお持ちのようですが、なかなか理想通りにはいかないのはお約束ですよね。

「支援学校」と学校の名称が変ると同時に、様々な試みがスタートしたとのこと。
でも、それはまだ始まったばかりで、実際上手く機能しているかといえばそうとも言えないらしいんです。
でも、だからこそこれからの働きかけや行動が重要になるんです・・・と、校長先生は話してくださいました。

「私達はパイオニア(開拓者)なんです。そのつもりで一緒に色々頑張っていきましょう」

目の前に立ちはだかる山が大きいだけに、このぐらい熱く語ってもらえるとこちらとしても胸打たれるものがありますね。

これからも頑張るぞ~!!



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