とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

悩んじゃうわ~

2007-06-07 | 小学校を選ぼう!
先日、久々に発達テストを病院で受けてきました。
愛の手帳の更新のために必要だったのですがね・・・ぶっちゃけ、全滅でした
型はめパズルも興味なし、色合わせの道具も興味なし、ひたすら渡されたものをペシペシ叩くのみで、まるっきり判定のしようがない・・・。
「気が散っちゃってやる気無いみたいだね~」と先生はあっさり言ってくれたし、正直想定内の行動だったので私も「そうですねぇ~」と笑って終了。
結局「中程度の精神遅滞。特に言語の発達が著しく遅く発音無し。(←ようするに、意味のある言葉は出ていないということらしい)」との診断書をもらって帰ってきました。
ちなみに、今回のDQ(発達指数)は40。
通常発達の子どものDQを100としての判定なので、ぶーちゃんは年齢の半分よりも下・・・実際の精神年齢は2才ちょっとというところらしい。
まぁ、この辺も想定内かな。
そりゃー数値がいいに越したことありませんが、だからといって妙に数値がいいのもどうかなぁ~なんて私は思うんですよね(汗)
なので、この数値や現状はあっさり受け入れちゃった自分がいました。

どうして今回あっさり受け入れられたのかなぁ~って考えてみたんですが、多分数値に表れないところの成長を自分自身が感じているからだと思うんです。
例えば、初めて愛の手帳を申請した頃・・・今から2年以上前の頃。
ご飯の時スプーンをおもちゃと思いこんで、ひたすら叩いて遊んでいた。
それが今はそれなりに使うようになってくれている。
トイレの時、パンツをあげてとお願いしても完全無視だったぶーちゃん。
今では「あげて」と言えば、モジモジ一人でパンツをあげる。ちゃんと後ろ手に回してお尻まできちんと納められる様になったときは、感動したものね~(笑)
酷いパニックも、睡眠障害も昔に比べればずっと良くなっている。
そのちょっとした「喜び」が自分の支えになってくれているのだなぁ~と改めて思った。
これからも、こんな風に「ちょっとした喜び」を感じられるといいなぁ~と思った一時でした。

とはいえ、この数値を見た瞬間「こりゃー養護しかないかしら・・・」と思ったのも事実なんですよね。
危うい身辺自立に、明らかに遅れ気味の発達。しかも話せない。
この状態で支援級に行かせるのはあまりに無謀じゃないかなぁ~って(汗)

で、話は変るのですが、先日ぶーちゃんを保育園に迎えに行ったときのことです。
「あ、ぶーちゃんだ」との声に振り返ると、ランドセルをしょった女の子が二人。
そう、この春保育園を卒園したお姉ちゃん達だ。
「ぶーちゃん、お話し出来る様になった?」
「あ、ぶーちゃんが(自転車の椅子に着いている)ベルトを外そうとしている~」など、相変わらず無視しまくりのぶーちゃんを余所に話しかけてくれていたのだが、そのうちの一人の子が
「私の行っている学校には『ひよこ学級(仮称)』っていうのがあってね~。ぶーちゃんみたいにお喋り出来ない子とかがいるんだよ!」
と、突然教えてくれたのだ。

それは、初耳だ。
と、思ったので「ひよこさんに話せないお友達とかいたんだ」と聞くと、「うん、いたよ~。でもね、4年生ぐらいになってお喋りできるようになったら、同じクラスに来るって言っていたよ♪」

ほほぉ・・・と、一人頷く私。
実はこの女の子が話してくれているのが、まさに来週学校見学に行く支援級の事だったからなんですがね、彼女の話から

1.ここの学校は交流の時間がちゃんとあって、ひよこ学級のお友達ときちんと関わりをもっている。
2.ぶーちゃんの様に喋れない子どももいるらしい・・・。
3.その子の成長を見て、いけると思ったら普通級に編入するみたいだ
まさに生の声ってヤツですよね!
情報の少ない私にとっては、こんな事でもとっても貴重だったんですよ~。
いい話、ありがとう~♪

という事で。いい加減帰ろうと思い、
「色々ありがとね♪今度ぶーちゃんと一緒に学校見学に行くから、何処かで見たらまた声かけてね。」
「ぶーちゃん、ひよこ学級にくるの?」
「うーん、いけたらいいなぁって思ってね。だから見学に行くんだよ。」
そういったら、二人嬉しそうに
「ぶーちゃんもひよこ学級に来たら、4年生ぐらいになったらお喋り出来てクラスにあがれるかもよ!だからひよこにおいでよ~一緒に遊べるよ~」
と、言ってくれたのだ。

じーん。
ちょっとホロリときた。

ぶーちゃんは、例え小学校に上がっても、ひよこに通ったとしても、喋れる様にならないかもしれない。
でも、あの子達は「ぶーちゃんはいつか話せる様になる」と信じてくれて、その時がくるのを楽しみにしてくれている。
そんなふうに「願ってくれている」事が、たまらなく私は嬉しく思う。
それは多分、ぶーちゃんの財産なのだ。
保育園での生活は、ぶーちゃんにとって楽しいばかりではなく、色々大変な部分があったと思う。
でも、長い時間一緒に生活してきたからこそ、変な偏見を持たずあるがままのぶーちゃんを受け入れてくれているのだと思う。
これって凄く大切だと思うんですよね。

養護に行ったとしても、確かに「交流の時間」という形でお友達と関わる事が出来るとは思う。
でも、何ヶ月かに一度、数時間の関わりだけで果たしてこんな風に理解し合えるのかな?・・・って、ちょっと不安に思っちゃったんですよ。
障害の有る無し別にして、他人の事を知るためにはそれなりに時間がかかる。
その時間をきちんとかけなければ、結局一般の学校と「交流」したとしても腫れ物を触る感じの関係になってしまうんじゃないのかしら?
・・・不安に思いすぎ?

とりあえず、あまり考え込んでもしょうがないのでね・・・お姉ちゃん達一押しのひよこ学級がどんな感じか、しっかり見てこようと思います♪


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4 コメント

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悩んじゃうねぇ~ (てるぼ~)
2007-06-10 00:50:48
養護学校の方が良い気がしていたけれど、普通の小学校に支援級というクラスがあるの?
ぶーちゃんの身辺自立の為には、どちらに行くのが最適か...。
大きな分岐点だから、よ~く相談してからじっくり考えて決めた方が良いと思うけど、どちらも一長一短あるんだろうから、悩んじゃいそうだねぇ。

お友達と同じく、僕も「ぶーちゃんはいつか話せる様になる」と信じているよ。
ゆっくりでも、確実に色々な事が出来る様になっていて、少しずつ成長しているもんね!
自由に喋られる様になるのは難しいのかもしれないけれど、ある程言葉で度意志を伝えられる位にはなるんじゃないかなぁ~?
そう思っているよ。

先が見えなくて大変だと思うけど、頑張ってね!
応援しています。
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Unknown (たぁ)
2007-06-11 17:04:40
自分のブログはすっかりサボっちゃってるんだけど、
我が家も学校見学、説明会行ってきたよ。
学区の学校にも支援級があるから覗いてきた。
学校や、担任の先生のカラーもあるんだろうけど、楽しそうに授業受けてたよ。

学校見学の翌日に就学相談にも行ってきたよ。
心配な母のお願いもむなしく(?!)知能検査も、その後の相談も必要なしとの判断
でも指導員の先生の話では、ADHDっぽいかもって・・・それなのに、打ち切りなんだよ~

小児科の先生に無理を言って区内の児童精神科専門の病院を紹介してもらってるんだけど、9月以降の予約を7月に入ってから行います~って
予約忘れちゃうよ~(爆)

大事な我が子の就学問題、じっくり考えて決めたいよね。

相談で近くに来るときには連絡してね♪お茶でもしましょ。(うるさい2歳児いるけど・・・)
返信する
てるぼ~へ (とんとん)
2007-06-11 23:20:03
てるぼ~、お久しぶり!
mixi読み逃げしてばかりでごめんね(爆)
色々突っ込みたい所は、後日改めて・・・って事にして、コメントありがとうね。

てるぼ~は知らなくて当然だけれど、普通の小学校に「支援級」という軽度の発達障害のお子さんを受け入れる学級が別に併設されているのは最近結構あるんですよね。
偶然近所にあったので・・・まぁ、こうして悩んでいるわけですが、てるぼーのいうように「ぶーちゃんの自立にとってどちらがいいか」という所を考えると養護かなぁ~って思ってはいたんだけれどね。
でも、学校を見学して色々思うこともあったんだよね。
だから、これから何度か見学してもう少し考えていこうと思っているよ。

>お友達と同じく、僕も「ぶーちゃんはいつか話せる様になる」と信じているよ。

そう言ってくれてありがとう~
「いつかきっと・・・」って言う気持ちと「もうダメなんじゃないかなぁ~」って気持ちが行ったり来たりする事がやっぱり多いんだよね。
先々長い話だから、あまり気にしないようにはしているんだけれどね(苦笑)
だから、そんな風に言ってもらえるだけでも見えないパワーをもらえた気になっちゃうんだ。

てるぼーも二児のパパとして大変だと思うけれど、これからもやさしくて大きなパパとして頑張ってくださいませね。
あと、ちゃんと寝てね(笑)
いつもmixiのタイムスタンプ見て心配しています~。

ではではまた。
仕事落ち着いたらメールするね~♪

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たぁさんへ (とんとん)
2007-06-11 23:32:10
こんばんは♪
ブログ見ていたから、あの後どうしたかなぁ~って思っていたんだよね。
しかも就学相談ちゃんと受けたんだね~。
さすがたぁさん、仕事が早い!(笑)

それはともかく・・・。

>心配な母のお願いもむなしく・・・
問題が無いって言われても、母の勘として思うことがあるなら、相談ぐらいのってくれてもいいのにね。
それどころか打ち切りなんて酷いわ~
たぁさんがずっと心配しているの知っているから、自分のことのように悲しくなってしまうよ。

うちもそうだけれど、発達に関する事って面接の時数十分見て判断つくものじゃないと思うんだよね。
だからこそ、児童精神科専門の病院に行って少し継続で見てもらうって事は、たぁさんにもヒロくんにもいいことだと思うんだ。
お金はかかっちゃうかもしれないけれど、時間をかけて見てもらうことも大切だと私は思うよ。

あ、その病院・・・もしかしたら私も知っているところかもしれない~。
(うちも紹介されたんだけれど、既に通っている小児神経科があったから断ったんですよ)
もしそうなら、あそこは混んでいるらしいよ(笑)
とはいえ、この手の病院はどこも何ヶ月待ちって感じだから覚悟を決めて今からカレンダーに丸印付けておいてくださいね(爆)
私もしょっちゅう予約を忘れるので、人のこと言えないんだけれどね・・・。

養護の見学が終わったら相談受けに行くつもりなの。
日程が決まったら連絡するから、本当久しぶりに会いましょうね。
たっくん大歓迎ですから、宜しくね~。

ではではまた!


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