とんとんのヒトリゴト

のんびり成長中のムスメの成長記録と趣味や日々の徒然話など。

就学カテゴリーを作ってみた

2007-06-04 | 小学校を選ぼう!
子育てで纏めてしまうのも何かと思い、就学関係のエントリーだけ別にカテゴリーを別けてみました。
といっても、私のことですのでそんなに事細やかな情報は無いと思いますけれど(汗)まぁ、こんな風に動いたよぉ~というのをメモ程度に残しておこうと思います。

さて、今月から学校公開がスタートしました。
ぶーちゃんが狙っている支援学級のある小学校は来週。
そして養護学校の方は再来週に学校公開が予定されています。
とりあえず双方の学校に連絡を入れてみました。
養護学校の方は名前や、あと子供の状況(今何処かに通っているかとか、どんな障害かなど)を聞かれましたが、支援学校のある方は「学校公開日が設定してあるので、その日に来て下さい」の一言であっさり終わってしまった(苦笑)
いやはや、そう言うもんなんでしょうがあまりのあっさり加減にびっくりですよ
この様子じゃよほど首根っこ捕まえて話を聞かないと、全然詳しいことは教えてくれないような気がするぞ・・・。
気を引き締めて学校見学に行きたいと思います。

とりあえず、学校見学で双方の学校の様子、授業の進め方を自分の目で確かめる。
それが終わった所で、教育委員会へ就学相談の申し込みをしてみようと思っている。
見学する前に申し込んでもいいんでしょうが、正直今月は自分自身が忙しすぎてこれ以上時間が作れないし、何も学校に対する知識がないこの現状で何を相談すればいいのかもボンヤリとしていて分らないのでね・・・。
これが吉と出るか凶と出るかは後々の話でしょうが、こんな形で動きたいと思っています♪

さて、先日のエントリーでも紹介した本「発達に遅れのある子の就学相談」を図書館で借りて読むことが出来ました。
その感想を少しだけ。

内容は実際に就学に当たって行う事(学校見学や教育委員会での面接や、実際小学校を決めた後の申し送りなど)を時系列的に説明し、それについてのアドバイスなどが書かれています。
学校を見学する際のチェックするポイントやとかも具体的に書かれているし、本の後半部分は、実際に就学相談を経て様々な学級に進んだ子供達のその後を含めた体験談が書かれていて、私のように「就学問題初心者マーク」にはとても参考になりました。

でも、私が一番参考になったのは本の第一章「遅れのある子の就学とは」という、就学問題を考え、動き出す前に親が考えなくてはいけないことなどをアドバイスしてくれている所だった。
この作者自身、障害のあるお子さんがいるらしく、ここで書かれていることは自分の実体験も含まれているらしいんですよね。
なので、「あぁ、そう言うことってあるよねぇ・・・」と共感できるフレーズが多々あったんです。
その中で、個人的にツボだったのは「どこまでも親が背負い込んでがんばらなくてはならないのか・・・」というフレーズだ。
障害のない子どもの子育てなら、あたりまえにある選択肢が、障害のある子どもにはない。それに希望してもダメといわれることが多く、実現する為にはかなりのエネルギーを注がなくてはならず、結局は諦めることが日常になっています

実際、私自身も現実の壁にぶつかっている分、このフレーズは痛いものがあった。

先日、保育園での個人面談の時のこと。この先就学してからの話になった時、先生が「送り迎えとか大丈夫ですか?」と気にかけてくれていた。
実際の所、2時、3時に家に帰ってこられるのは非常に困るんですよね。
家で仕事をしているといっても、仕事の受け渡しや打ち合わせなど出る機会だってそこそこある。
外での仕事の打ち合わせは大体10時から11時ぐらいにスタートして1~2時間。
片道1時間の通勤を考えると、正直2時過ぎに帰ってこられるとぎりぎり間に合うかって位なんですよ。
そしてぶーちゃんが家にいるときには仕事にならないので、今現在ならば夕方まで使える時間が本当日中の数時間しか使えなくなってしまうのだ。
同時に、夏休み、冬休みの長期の休みの時も、今までなら保育園で預かってもらっていたけれど、今後は全部家にいる訳なので・・・まともに仕事の時間は作れなくなるんですよね。
・・・イタタッ

保育園のお友達はみんな学童保育に入るので、ほとんど生活のリズムは変らない。でも、ぶーちゃんが通おうと思っている養護学校には勿論のこと、支援級に入る子どもを受け入れてくれる学童保育はほとんど無い。
実は同じ区内に障害児の放課後デイサービスとして預かってくれる障害児専門の学童保育があるのだが、そこは週に1回しか通えない上に今現在で3年待ちだそうだ。
仕事をする人の学童保育とは全然違うんですよね~しょうがないんですけれど~。

ようするに。
私が仕事を辞めるのが一番手っ取り早いんですよね。
そうすればぶーちゃんのためにいくらでも時間が使えるし、融通を利かせることも出来る。めでたしめでたし・・・。

・・・めでたくない!

って、思っちゃうんですよ。私は。
それっていけないことなんですかね?

ささやかな仕事であれ、他人に必要とされ自分自身も頑張っているものなんですよね。それによって微々たる収入も入るわけですし。
「仕事」も「私としての時間」も「ぶーちゃんとの生活」も、みんなイーブンで大切。
どれかを捨てて、どれかを選ばなくちゃいけないなんて本当は納得がいかないんですよ。
だから、どうにかならないかと思って全てを丸く収めるための手段を捜してはいるんですけれどねぇ~。
学童もダメ、親兄弟もダメ。ファミリーサポートも「障害がある」というだけで一気に引かれてしまう。とはいえ、ベビーシッターを常時何時間も頼むほどの余裕は無い。
こんな時に、まざまざと「当り前の選択肢が無い自分たちの現状」を見せつけられるんですよねぇ~。
幼稚園を門前払いをされたときもそうだったなぁ~と改めて思い返す、とんとんなのです。

まぁ、現実は現実として受け入れなくてはいけないんでしょう。
その場合の優先順位はもちろんきちんと決まっている。
1番、ぶーちゃん。
2番、自分の時間。
3番、仕事    ・・・かな(笑)
だから、最終的には何処かで折り合いを付けて、ぶーちゃんにとってなるべくいい環境を作ってあげたいと思っています。
自分の時間や仕事は妥協できても、ぶーちゃんの事は簡単に妥協しちゃいけないからね。

まぁ、この辺は私自身の問題なのですあれですが(汗)ぶーちゃんの就学に関しての心構えとしてチェックしたのは「絶対に譲れないニーズは何か」を整理する事でした。
子どもが育つ上で、親として何を大切にしたいのか。
学校に何を期待し、子どもに何を学んで欲しいのか。
その為にどんな環境が必要なのか。
それらの具体的に考え、優先順位を思い描くことが大切だと言うのです。
それがしっかり出来ていれば、教育委員会や学校に対して「自分たちが必要だと思うこと」を伝えやすくなるし、結果、それらについての支援や配慮を手にし易くなるということらしい。

ちなみに私の考えとしてはですが・・・。
・ぶーちゃんが完全に誰の手も借りずに一人で自立するのが勿論理想だけれど、現実はなかなか難しいと思う。
だからこそ、ほんの少しの手助けさえあれば一人で生活できるぐらいの身辺自立だけは身につけてもらえればと思う。

とにもかくにもこのポイントだと思うんですよね。
・・・ってなると、やっぱり養護の方が良いのかなぁ~って思ったりもしているんですよね。
まぁ、その辺も含めて見学してきたいと思っております。


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